病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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お母さん食堂スタート

病気の子どもに付き添うお母さんのための食堂をはじめました。1月にスタート、ポスターを病棟に貼ってもらいましたが申し込み無し。ところが2月は3人申し込みがありました。
「子どもが小さいので外にたべに行けないのでもってきてもらえませんか?」
ということで、サンドイッチとサラダ3人分を病棟の入口にお届けしました。
3人とも1年以上の入院で、ふたりはお子さんがまだ1歳ということでした。

こんな声をママからいただきました。

👧先程はありがとうございました💖
早速、お昼いただきました(^^)
自分で作ったのと味付けもちがって大人な感じでおいしかったです(キラキラ)
サラダも彩りがすごくきれいで⭐️みずみずしい
サラダで元気出ました!
無添加のなのが何より嬉しいです😆
オシャレなカフェでいただくかのようなランチでお腹いっぱいになりました
次回も楽しみです( ◠‿◠ )

 

f:id:asovo:20180203184208j:imagef:id:asovo:20180203184221j:imageメニュー🍞写真
サンドイッチはマスタード付きでハム卵
サラダはキャベツと人参の千切り、カイワレ大根、トマトとコーンにドレッシングをつけました。

 

世田谷市民大学公開講座でお話してきました。

1月27日、世田谷市民大学で遊びのボランティア活動25年を振り返ってお話しをさせていただきました。
まだ雪が残るお寒い中にもかかわらず115名の方が会場にお越しくださいました。こうした活動が理解され、広がりますようにとの願いを込めてお話させていただきました。ありがとうございました。
以下いくつか感想をー
・自分の普段の生活からはなかなか想像できない内容でした
・ボランティアの意義がこれ程大きいものだとは
・私も霜山徳爾先生との書物を通じた出会いがあり、ああ、やっぱりという思いです
・病児の遊びの相手、私のあまり知らなかった世界の話に感謝です
・ボランティア活動をしたい思いがあり、探しているところでした。遊んであげたい、親子にホッとする時間を、、。いろいろな思いがわいてきました
・無名の一市民でもどこかで誰かの役に立つのではなかろうか

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退院したこどもたちとディズニーシーへ

2016年3月28日(月) 理久くん(4)とママ、たくと(10)君、なぎと(8)君とご両親、坂上さん、私の8人で出かけました。 舞浜駅で理久くんとハイタッチで再会のあいさつ。ディズニーシーの入口でたくくんなぎくんと合流、子どもたちは「りくくーん」と去年夏以来の再会を喜んでいました。 雨にも殆ど降られず、空も明るくなり、春休みで人出の多い「夢の国」で楽しい一日を過ごしました。 まずかわいい電車でポートディスカバリーへ。 アトラクションはどれも40分以上の待ち時間ですが、「やりたい仕事はねー」などと将来の夢を聞いたりしていると、「楽しいと40分もすぐだ、学校だったら眠くなちゃう」というなぎ君の言葉に笑いました。 アクアトピアには理久くんと一緒に乗りました。「キャーぬれるー」の表情で私にピッタリ体を寄せて「怖いけど楽しいー」って感じでした。 アラビアンコーストで空飛ぶじゅうたんに乗り空中散歩。マーメイドラグーンで貝殻に乗りクラゲと一緒に水中散歩もニコニコ楽しみました。 トイ・ストーリー・マニアのあとは、明日は山へ出かける予定の理久くん親子とはここでお別れして、私たちはマーメイドラグーンシアターへ。人魚姫が劇場内、所せましと空中を泳ぎ回るダイナミックなショーに見とれました。 8人で歩き回るなか、大好きななぎくんと手をつなぎ、いい笑顔でお兄ちゃんを見つめる理久くん、二人並んで嬉しそうでした。 着ぐるみキャラクターを見ると走って足にしがみつき、ほっぺをすりよせる理久くん。あちこちで いい笑顔がたくさん見られてボランティアたちも幸せ気分でした。   遊びのボランティア 古賀恵子 チケットは山本雅基さんからのプレゼントです。こんなに楽しい素敵な思い出いっぱいの一日をいただき、山本さんありがとうございました。 坂上和子
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第4回全国小児病棟遊びのボランティア交流集会

2016年3月12日(土)

第4回全国小児病棟遊びのボランティア交流集会のご報告

東京文京区のエーザイ本社ホールにて全国から遊びのボランティアに関心をもつ方々が集まりました。

遊びのボランティアは「入院していても遊びたい!」そんなこどもの思いに応えて病院に遊びを届けています。

でも病院にボランティアが入るのって簡単ではありません。感染の問題、事故をおこしたら誰が責任をとるの?って。

パネラーたちは、本人、お母さん、ボランティア、医師、看護師、大学の先生ら病気の子どもに関わるさまざまな立場の方々17人です。

司会は会場の皆さんに

「今日はどうしてお見えになったのですか?」

「これからこどもホスピスがオープンするので、勉強にきました」

「よその病院がどんなことをしているか知りたくて沖縄からやってきました」

「ボランティアはどうやって入っていったのですか」

「入ったあとにどんな困難がありましたか?」

「どういう人がコーディネーターになるんですか」

「ボランティアといえど、お金がかかる、そこはどうしていますか?」

アッという間の6時間でした。

27人で始まったこの会も年を重ねるたびに、たくさんの仲間と出逢い、知り合い、その輪が広がっています。今回は100人近い方々がお見えになりました。内容は抄録で報告しますね。

開催においては、会場提供いただいたエーザイ㈱さま、キリン財団さま、ありがとうございます。

準備設営に連日連夜のボランティアさんたちお疲れ様。会場にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

全国小児病棟遊びのボランティア共同委員

認定NPO法人病気の子ども支援ネット遊びのボランティア 坂上 和子

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第4回 全国小児病棟遊びのボランティア交流集会でてんやわんや

第4回のネットワーク交流会が近くなりました。 これまで共同委員会は4月、8月、10月とこの1月に開催し、いよいよ大詰めを迎えています。 2016年1月19日(火曜)は会場となるエーザイ本社(文京区小石川)に共同委員ほか8人が参りました。 会場の設営やIT機器の確認で午前中はホール担当者との細かい打合せをし午後からはボランティアも交えて当日の受付や司会の進行について話し合いました。 これから各小児医療施設や遊びのボランティア団体にチラシの郵送をして、参加を呼びかけたり、忙しくなります。今回4回目は「白熱教室」と称して会場と丁々発止やりとりする形式です。おもしろくなるぞ! 写真は会場を視察して、横断幕のサイズを測ったり、パネラーの位置を決めている共同委員らです なぜ写真逆さまになるの??訂正できずすみません 
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退院したリク君とディズニーランドへ

2015年12月17日(金) 参加は4人 リクくん(3歳)とママ とガラガラドン2名
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{%女の子ロングdeka%}リクママ  この度は、楽しい夢の時間ありがとうございました。 入院していた、日々を思い出し、こんなに楽しい時間を過ごせるなんて。生きているとは素晴らしいなと、感極まる思いでした。慌ただしく、毎日を過ごすことが出来ているこんにちを、改めて振り返ることが出来る機会でした。ご招待して頂き心より、感謝申し上げます。白血病寛解して早二年、ようやくほっとしたのもつかの間、発達障害の診断をされました。息子は成長につれ、強い個性が出てきておりますが、皆様の心暖かい支援により、今日も元気はつらつ、飛び回っております。 {%チョキwebry%}遊びのボランティア古賀恵子 「古賀さん、リクくん退院して2年になりますね、お祝いに、ディズニーランド行かない?いただいた招待券があるの」と坂上さんに誘われ、30数年ぶりのディズニーランドへリクくんとママと坂上さんと私の4人で行きました。 リク君が入院していた約7か月、私は土曜と平日にも訪問していたので、ほかのボランティアよりもいろいろな思い出があります。また、退院後も定期検診の待ち時間に、天気なら病院の近くの公園で、雨天は屋内のこども支援センターで遊んだりしていましたので、私にとっては孫のような存在です。 2か月ぶりに会ったリクくんは、この間いろんなことがありました。引越しされて、環境も変わり、新しいお友だちとの出会いもあってか、顔つきがちょっとお兄さんらしくなったと感じました。 舞浜駅につくと、リクくんは大勢の人で賑わうためかテンションが上がり、ピョンピョン跳ねたり、うれしそうでした。中に入ると、丁度パレードが始まっていて、しばらく見ていました。その間、ママはパンフレットを見て、今日の計画を立てていました。広い敷地のどこから回れば無駄なくたくさん乗り物に乗れるか、真剣なお顔で―。 最初はリクくんが好きな「イッツアスモールワールド」に行ってみました。大行列です。すると、ママは「愛の手帳」を係員に見せて、(手帳があると、時間の予約ができるそうで)、予約をそこで済ませ、その間、ほかのすいたアトラクションで遊んで、時間になったら、「イッツアスモールワールド」に戻りました。並ばずにすっと入れました。ママがディズニーランドを知り尽くしてしていて、テキパキと無駄のない企画力に感心しました。 リクくんはママの手をしっかりつないで、乗り物もママと一緒に乗りますが、「ホーンテッドマンション」というおばけ屋敷では、私がリクくんと一緒に乗りました。怖がることもなくじっと見ていて、カボチャのお化けは「アッ 知ってる」の表情でした。最近見たばかりですものね。 「イッツアスモールワールド」のからくり時計もお気に入りです。動き出すと走っていき、じっと見ていました。 「ミッキーマウスフィルファーマジック」では歌に合わせ、大きな声で歌って楽しんでいました。 パレードは3回見ました。アトラクションは、プーさんの「ハニーハント」、「ジャングルクルーズ」、「白雪姫と7人の小人」、「空飛ぶダンボ」を加えて7つ!!目いっぱい楽しみました。帰りには、あたりは暗くなり、クリスマスツリーに灯りがともり、きれいさ倍増。「たのしかった!」とママ。リクくんも一日中ごきげんで、帰り道も抱っこは少しで「ヨーイドン」で駅まで走り、元気いっぱいでした。 翌日、ママからのメール「朝は9時まで寝てました。起こしても起こしてもおきなかった!そして、ムクリと起きてメチャクチャ笑顔で「くっかー!」と、叫んでいました。夢の国の続きはきっと、まだまだ続いています」との報告でした。私もレンタル孫のリクちゃんと楽しいばーばの一日でした。 {%拍手webry%}コーディネーター坂上和子 今回のディズニーランドは賛助会員のYさんから頂いた招待券です。「通信で退院された患者さんとディズニーランドへ行った話を読み、こんな応援も喜ばれるのかと知りました。これも使っていただけますか」とー。リク君の入院は厳しいものでした。感染症にかかりやすいため個室から一歩も出られない日々が7か月もありました。24時間付き添うママもいろいろな制限のある中で、よくがんばっておられました。こうして夢の国で羽を思いっきり広げて、笑顔いっぱい笑い転げる日が来るなんて私たちも嬉しかったです。古賀さんと遊ぶリク君もほら、ぴかぴか笑顔!こんな素敵なプレゼントを下さったYさん、ありがとうございました。