病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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お母さん食堂1周年を迎えました。

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2019/2/2(土曜)
この1年に85回、延べ230人の方にご利用いただきました。今日は二人のお母さんが食堂に来て下さいました。
「今日は誕生日みたい」
 「野菜いっぱいが何よりご馳走です」
と喜んでいただきました。

この活動は昨年2月の第一土曜から始まりました。
国立国際医療研究センター東京女子医大ふたつの病院を対象としています。
中には月単位、年単位で入院されている方が複数おられ、食堂は週に2回やってます。
いつもはお弁当を依頼されてますが、今日はお母さんたちにぜひ食堂にいらしてくださいとお願いしました。
でもお子さんはまだ、2歳、3歳で、1人にしておけません。なので、NPOから、遊びのボランティアがおもちゃを持ってこの間、付き添いを交代しました。
「お母さんのためこんなサービスがあるなんて考えたこともなかったです。でも今日はとっても嬉しいです。私もいつか手があいたらこのボランティアぜひ、やらせてください」、って。

メニューは10品目のサラダにロールパンと唐揚げやハム、チーズ、茹卵、つななどにお祝い🍰とコーヒー☕️
いらしてくださった2人のお母さんたちの入院歴は一年半の方と七ヶ月の方です。長い入院なだけにお母さん食堂は付き添いの命と心の健康を守るとても大事な活動となっています。

2019/1/29 お母さん食堂

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毎週土曜と火曜に病室にお弁当を届けてます。
土曜は気合入れたお弁当ですが、火曜は簡単ランチ。いつもおにぎり🍙🍙に卵焼き程度で。
今日はお好み焼きにしました。たっぷりキャベツと豚肉、揚げ玉をミックス、青のりまぶしてソースとマヨネーズをクルクル、仕上げはたっぷりおかかをまぶしました。 付け合わせに前日から作っていた半熟ゆで卵の醤油漬け、100円です。
お母さんに感激されたので、、あら、イヤだ!感激されるほどの腕ではありません、でも喜んでいただけて嬉しいです。

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NPOの事務ボランティアの方からの手紙をご紹介します。私たちの活動は現場で活動する人のほか、事務の会計や人件費にまつわる社会保険のなんたらや税務の書類を作成する人など、いろんな方がいらっしゃいます。
この方は会社で経理をやっていらした方です。お子さんの入院経験からこの活動の大切さに気づかれ、税務書類担当のAさんです。

運営を助けてくださるボランティアさんにも助けられています。

ロンドンの子ども病院訪問

2019/01/11
ロンドンのグレート・オーモンド・ストリート小児病院 (the Hospital for Sick Children)

ロンドンを旅して、子ども病院に寄ってみました。病院の食堂や売店で食事や買い物をすると寄付になると聞いて。
食堂の周りには楽しい遊具がたくさんありました。タッチパネルの神経衰弱やアニメの動画、ハイハイしたり、トンネルくぐったり。中庭もあって「あら!ステキ」
2歳くらいの坊やがパパに抱っこされて、中庭で笑い声をたてていました。
痛みや辛さにたえる子どもたちにとって、ここは病院のディズニーシーかと思われました。f:id:asovo:20190114124232j:imagef:id:asovo:20190114124248j:imagef:id:asovo:20190114124306j:image

今年最後のお母さん食堂

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今日は12月29日。きっと外泊で誰もいないだろうと
思っていたら、いつもの方が4人いらっしゃいました。
「お正月も病院ですか?」
「今日の検査結果次第です」
「帰れるようにお祈りしています。」
今日のお弁当は一足早いおせち料理
栗きんとん、レンコン、シイタケ、こんにゃく煮物、
鳥そぼろ煮、伊達巻は鱈をすり身にして卵とまぜて薄味に。全部手作りです。
お母さん食堂の料理の達人が作ってくださいました。坂上はお赤飯を担当です。。
「年の瀬まで病院におられる付き添いのパパやママ、ご苦労さまです。よいお年を迎えられますように」

クリスマス聖劇の思い出

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街で”アデステフィデレス”や”もろびとこぞりて”が流れてくると、ついつい口ずさむ懐かしさ...。
私が育った児童養護施設カトリック系で、毎年クリスマスの聖劇を子どもたちが演じていた。幼稚園から高校生たちまでがそろい、天使.羊飼い.ロバ役などあって、主役(マリア)は一番歌のうまい子だった。
シスターたちの指導の下、大ホールはオペレッタ風のクリスマス賛美歌メドレーが絶え間なく。
60もすぎて来し方を振り返ると、なんてステキなクリスマスだったことか。夜中のミサのあとはシスターたちによる子どもたちを楽しませる工夫がいっぱい隠されていて、楽しかったなー。
あの経験が今のNPOやお母さん食堂に繋がっているんだな。
今日はボランティアたちとクリスマスプレゼントをもって小児病棟へ。