病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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「がんばれ!子供村」宿泊招待10周年!

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2019年7月28-29日、病気の子どもと家族を応援する豪華ホテル宿泊招待(伊豆高原アンダいっぺき湖)に今年は6家族が参加しました。
本人、両親、きょうだいを含め、20人に加え、ボランティア5人が子どもたちの遊び相手をつとめました。
最初は「うちは人見知りするので、ちょっと緊張してます」なんて、おっしゃる方もおられましたが、、なんの、なんの、たちまち仲良くなりました。
今年は「お母さん食堂」つながりの方々をお誘いしました。入院中どんなことがつらかったか?どんな支援があるとお母さんたちが楽になるか?海外の病院ではどうなのか?そんな話題で盛り上がり、子どもを寝かせて午前様までおしゃべり止まらない方々もいらっしゃいました。
富山からいらした方は「600キロ飛ばして帰ります」って。
帰るときは、みんな笑顔でいいお顔でした。気をつけてお帰りください。またお会いしましょう

病棟にひびく”ガラガラドン合唱団”


2019年7月20日(土)
ボランティア10人 遊んだ子ども8人


ボラ「こんにちは あらAちゃん、寝てますね、」
ナース「夜に起きてしまうんで、昼は刺激を与えて遊んでやってください」
ボラ「そうですか、では、Aちゃん、がんばって遊ぼうね」
Aちゃん小学生、重心のため、体を自分で動かすことが出来ません。
最初は絵本読み、でも、すぎにAちゃんのまぶたが下がってくるので
だったらお歌をうたってあげましょう
Aちゃんの耳もとで大きめな声で「さんはい!」
・トンボの眼鏡
・手のひらを太陽に
・ギンギンギラギラ
・こぎつねこんこん
次の歌は輪唱してね~サンハイ」
「かえるのうたが~♪ 」「きこえてくるよ♪ 」「クワクワクワクワ♪」
「ケケケケケケケケクワクワクワ♪」

今日は隣にもうひとり、同じようなお友達がいたのと、それぞれの子どもにボランティアが2人ついたもあり、4人のボランティアによる合唱になりました。幸い大部屋が二人だけだったのでこんな賑やかな時間が許されました。

国際医療福祉大学大学院の今週の学び

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7/11は未来企画(株)の社長福井大輔さんという方がゲスト講師で、とても心に残った。
福井さんは仙台市で「アンダンチ」という複合施設を作った社長さん。「アンダンチ」(あんたのうち)は1000坪の敷地に「介護事業所」「障害者福祉事業所」「幼児教育事業所」などが集まった施設で、一番の特徴は地域に多世代交流があるということ。
高齢者だけでなく、保育園児がいたり、近所の人たちが料理教室や趣味サークルで行き来し、老若男女の姿がみられる。
こういう施設がどこの町にもあったらいいなあとしみじみ思う。
というのも、現在、私は児童養護施設でお世話になった親代わりのシスターが老人ホームに入所されているので、たびたび老人ホームというところを訪問している。今の老人ホームはかなり居心地がいいと思う。廊下はひろい、窓も大きく、明るく、トイレも使いやすく、バリアフリー。食事は個人の健康状態にあわせ、とろみをつけたり、きめ細かな対応で、スタッフの言葉がけも丁寧。
体操したりリハビリしたり、壁に利用者の作品や絵画もある。でも何かが足りないー。
ご本人は足腰よわり、歩行器をたよっているのでバリアフリーの環境はとてもありがたい。同じ話を繰り返し認知症の症状は進んでいるが、昔のことはよく覚えていてアルバムをみながらすべての人の名前がいえるほど。その本人が毎回私に言うのが、「ここには子どもたちがいないの」「猫ちゃんやわんちゃんがいないの」、「 年寄りばっかりなの」と。
私が帰る時は手を強く握って、帰りを惜しむ。
高齢者に必要なのは環境の整備とともに、地域の人とのつながりだってこと。実際、老人ホームに来てみるとそれがよく分かる。
どこでも「アンダンチ」のような多世代の交流があれば高齢者の残り少ない時間の質は確実に変わるだろう。
こうした施設を頭で考えるだけではなく、実際に作ってしまった福井社長の情熱はすごい!日本の若者も捨てたもんじゃないなあ!毎回こんな感動を直に本人から聞ける機会を提供してもらえるコーディネーター大熊由紀子教授にも感謝。

退院おめでとう

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お母さん食堂
お母さん食堂は毎週土曜に開店してますが、長い入院の方には火曜も「100円ランチ」として、おにぎり二個と卵焼き程度をお届けしています。
今日は2人のママから依頼がありました。お一人は明日退院で、特別デザート(テングサから作ったトコロテン)をつけてお届けしました。
以下退院予定のママからのライン

👩明日、退院が決まりました!
坂上さんには本当にお世話になりました。
先の見えない入院で妊娠していた事もあり、崩壊寸前の精神状態で食事など当たり前の普通の生活が送れない中、坂上さんのお弁当が毎週の楽しみで、私のご褒美でした!!
親だから我慢しなきゃならない、我慢するべきという雰囲気の中で坂上さんのお弁当は本当に心温まる味で、絶対にこの活動は無くさないで下さい!!
これからも坂上さんを必要とする方はたくさんいます。
また検査入院などで、坂上さんのお弁当を食べられるのを楽しみにしています☺️

山形からの贈り物

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2019/6/27
臨時お母さん食堂
山形在住の会員さんからさくらんぼが届きました。少しでも新鮮なうちに届けたいと臨時のお母さん食堂を開店し、お弁当で(100円)お届けしました。
特選の素晴らしくピカピカの美味しいさくらんぼでした。

アメリカからおかえりなさい

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1月に渡米。心臓移植を無事終えて戻ってきた坊やの付き添いパパから先日久しぶりにお母さん食堂のお弁当注文がラインで来ました。「坂上さんの唐揚げが食べた〜い」とのことで、メインは生姜とにんにく醤油につけた唐揚げ。
5月半ばに退院された方が最後で、1ヶ月ぶりの注文でした。土曜が総会のため、前日にお届けしました。
そのときご家族が周りのお母さんたちに宣伝してくださって、追加で3個。その3人は初めてのお客様だったので試食として、無料でお届けしました。
お母さん食堂の難しさは注文がきたり、こなかったり、固定でお客様の人数が読めないことです。でもお母さんからこんなお弁当の感想をいただいたりするととても励みになります。

👩今日はありがとうございました!お弁当、いただきました。とってもおいしかったです!
特に玉子焼きのほんのりとした甘さにほっとして、疲れがとれました!今回は体調不良による入院で、退院予定がまだわからないのですが、長引きそうだったらまたお願いします。