病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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おもちゃのお医者さん

2009年10月3日(土) どうにも捨てられない大事なおもちゃがあります。「もう一度使えないかしら?」 ママがいなくて、泣いていた子どもがおもちゃにさわって泣きやんで笑ってくれる、おもちゃはそういう効果があります。同じおもちゃを探してももう販売されていないということがあります。 「おもちゃを治してくれる人がいたらいいなあ」ということで探しました。すると日本おもちゃ病院協会会員のおもちゃドクター新藤さんという方が来てくださいました。今日は90分の活動中、1つのおもちゃが治りました。 原因は電池の液がもれてさびていたそうです。おもちゃの解体作業にはハンダごてを使ったり、損傷部分に小さな部品を埋めたり、特殊な加工をしたり、全身麻酔で手術するみたいに、手の込んだ細かい作業でした。 すっかり元にもどったおもちゃをさっそく1歳の子どもがさわって「キャッキャッ」大笑いしてくれました。 私たちの活動は年間延べ600人の子どもと遊びますがその6割が乳幼児です。乳幼児にとっておもちゃは成長発達に欠かせない教材です。おもちゃのお医者さんに感謝です。(写真はおもちゃを修理する新藤さん)
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