病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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11月1日 かなのちゃんの命日をご家族と一緒に過ごしました。

天国にいったかなのちゃんを偲ぶ会が10月31日(土)~翌日11月1日にありました。1泊2日でご家族と出かけてきました。集まったのはボランティア6人とかなのちゃんのママとおばあちゃんです。8人で食卓を囲みました。(写真)かなのちゃんは2005年に(当時8歳・3年生。悪性リンパ腫)亡くなりました。
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かなのちゃんはがんと闘いながら、もう一つの十字架を背負っていました。それは目が見えなかったことです。でもとっても前向きな女の子でした。ボランティアの声を一人、一人を覚えてくれて、交流は亡くなる前日まで、5ヶ月間に72回、訪問しました。、ICUにいたときはICUにもボランティアは呼ばれいきました。かなのちゃんは「病気になっても子どもはいっぱい遊びたい」という思い、そして病気になったときに、「ママやパパを助けてあげて」という尊いメッセージを残してくれました。私たちはこのメッセージをけっして忘れません。この日はかなのちゃんが天国にいって4年がたった日。会席でママがおっしゃいました。「かなのが天国に行った天界誕生日4歳です。ボランティアのみなさんと今日の日を迎えることができてうれしく思います」と。(この日はおばあちゃんの手作り料理、もちこみの料理のおもてなし)かなのちゃんの大切なメッセージを伝えようと私たちは思っています。(ボランティア一同)