病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

過去のブログはこちら

仕事の後にボランティア

2010年6月2日(水) 16:30~18:30

今日のKくん(8歳)、私が来るのを待っていた様子でした。

病室に入ると、ちょうど自作の漫画を描いているところで、「一緒に漫画描こうよ!」と誘ってくれました。

「今日は何を持ってきたのかな?」という感じで興味深そうに私の荷物を眺め、私がパソコンからプリントアウトしたきたクレヨンしんちゃんの塗り絵やゲームにひと通り目を通したあと、Kくんが描いたマンガの話を聞いたり、一緒にマンガを描いて遊びました。

恥ずかしながら、私は保育士だけど絵が苦手。何度もKくんに描き方を教えてもらいながら、

「ぶりぶりざえもんのぼうけん」というマンガを描きました。

私が保育園で働いていることを前に話したので、「先生も描けた方がいいよ。しんちゃん好きな子、保育園にいるかもしれないよ。」とアドバイスしてくれました。

家族の話もしてくれました。「僕にはひみつのお姉ちゃんがいるんだよ。好きな人や、仲良しの人は、みんな義理のきょうだいになれるんだよ。」等。

Kくんが好きなDSのクレヨンしんちゃんのゲームソフトの物語から、さらに想像を膨らませたストーリーで、しんちゃんのコピーである悪者の「ブラックしんのすけ」と、母みさえとしんのすけマンが戦うところや、ニセしんのすけが負けるところを描いた工作を、「これあげる。」とプレゼントしてくれました。

今日は途中から坂上さんとお母さんも見えたので、その後いっそう賑やかになり、楽しそうでした。

坂上さんに「ボランティアのボス、ボスの顔写真ちょうだい。情報書くから!」と言って、

ゲームの一場面のように、坂上さんのデータを「パワー○○ スピード○○」等とサラサラと紙に書き込んで遊んでいました。お母さんに甘える様子もとても可愛らしいKくんでした。 なっちゃん先生

K君は再生不良性貧血で1月から入院。平日訪問は毎週水曜夕方から夜ごはんくらいまで。

なっちゃん先生、普段は保育園で非常勤で働いている保育士。仕事の後に走って病院に来ています。(坂上)