病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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え~ ママ もう帰ってきたの!!

平日訪問 2011年6月1日(水) 10:30~12:00 訪問ボランティア 木村侑司  さかうえかずこ 訪問の子どもは▲くん 4歳 白血病    今日は、手作りゴマ(つまようじと紙で作ったカラフルなもの)と、チロルチョコドンジャラでまず遊びました。ドンジャラの時に坂上さんが「何か音楽でも聞きたいね」と言うと、すかさず「あるよ」と言って、トーマスの曲を流してくれました。そのおかげで、3人で鼻歌を歌いながらドンジャラが出来ました。 次に遊んだのがお医者さんごっこのセット。おもちゃで出来た聴診器や体温計、バンソコウなどが入ったセットです。▲くんの持っていた人形を患者さんに見立て、▲くんに先生役をやってもらい、「先生、お腹が痛いんです。」「耳が痛いので見て下さい」などなど。初め恥ずかしそうに小声で「僕、見たことないからわからないよ」と言っていましたが、徐々に慣れてきて、「はい、お熱を測りましょうね。」「注射を打ちます」とお医者さん役が板についてきました。最後の方には「先生、ありがとうございました。先生のおかげですっかり良くなりました。今日はいくらですか?」と聞くと、「いらないよ。お大事に」とまで言ってくれました。すっかり気に入ったようで、「またこのおもちゃ持ってきてね」と言って、今日も茶目っ気いっぱい、楽しく遊べました。   会社員 木村侑司 病室にはいると、病室の空気が遊びのモードにがらり切り替わる。。▲くんは私のカバンからのぞいているおもちゃをジ~ッ。何?何?それ?さっそく遊び始めると、「ママ、いってらっしゃ~い」とお母さんを明るく見送ってくれました。最初に目についたものはどんじゃら。その前にアイウエオちょっとおさらい。自分の名前と、きむら、さかうえの文字をボードの上で打ちました。どんじゃらの前にこま回し。わずかな動きで回る手作りコマ。すぐにコツを掴んでまわしてよろこんでいました。「10個のこま全部、回そう」というと大急がし。▲くん、げらげらお腹をかかえて大笑い。お医者さんグッズでも遊びたいというのできりをつけてどんじゃらのお片づけ。ママが帰ってくると「え~なんで~ママもう帰ってきたの」と不服のお顔。90分めいっぱい、病気ということを忘れた時間でした。保育士・コーディネーターさかうえかずこ 「いつもありがとうございます。ボランティアさんが来るのを毎回楽しみにしています」(ママからメール)  写真 ▲くんのベッドにいるぬいぐるみがみんな患者さんになってやってきました。
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