病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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NPOの総会に参加して

2011年6月12日 午後2時から4時 

ガラガラドンの総会がありました。参加者は50人。

私は月に1,2回、病院で子どもと遊ぶボランティアをしています。なので、総会では病院以外の人、NPOの運営を支える会計や調査をする事務方のボランティアの方々にもお目にかかる事ができて、色んな人の力で、ガラガラドンが成り立っているんだなと改めて感じました。

 私は別の小児病棟でも遊びのボランティアの経験があります。二つの病院でのボランティアの違いについて考えさせられました。ボランティア活動をする場合、NPOが窓口か、病院が窓口かでかなり内容や対応が違ってくることを感じています。もうひとつの病院は窓口が病院ですが正式なボランティアとして活動するまでとても時間がかかりました。面接するまで半年も待たされました。最近は感謝状を戴いたり、少しずつ変わってきていますが、肩身の狭い思いをしながらボランティアをさせてもらっているという気持ちになったのも事実です。病院というセンシティブな環境である以上、仕方のないことかもしれませんが、採用するボランティアも少なく、閉鎖的な部分を感じることがありました。

 一方ガラガラドンにおいては、多くの人にボランティアの機会が開けていると思います。年齢や経歴もさまざまな人たちがいます。例えば、社会人はボランティアをしたくてもいろんな事情で出来ない人がいますが、そういう人でも月に1回とか、休む場合はやれる日に交代してもいいとか、無理なく自分に出来るのが助かります。小児病棟の遊びのボランティアというのは相手が小さな子どもや障害があったりして、手をかけてあげたい子どもがたくさんいるので、たくさんのボランティアが必要なところです。もっといろんな人に活動のチャンスが与えられ、私たちの仲間がもっと増えると、子どもたちや親御さんの助けになると思います。病院もボランティアが働きやすい環境を整え、積極的にボランティアを採用されたら子どもたちのためになると思います。

 私も最近仕事が忙しくなり、休むこともありますが、細々とでも息の長い活動をしていきたいと思っています。T子