病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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このようなメール相談のやりとりがありました

2011年12月6日

埼玉県在住 2児の母より

困ったことがあり、ある方から貴団体を教えていただきました。現在3か月になる子どもが障害をもっております。生後2か月入院、その後も感染症や肺炎で入退院を繰り返しています。感染症の時には隔離で母子入院が必須ですが、上に9才のきょうだいがいて夫は海外、とても大変でした。また退院して在宅介護となると母親が付きっきりで、上の子どもをどこにも連れていけません。入院中は毎日面会に連れていきますが、面会にいっても子どもが遊んで待っていられる場所がありません。椅子があるだけだったりしてなんともかわいそうな状態です。せめて長女と遊んでくれるボランティアさんがいないかなぁと探しているところです。

事務局からのお返事

メールをありがとうございます。ご事情はよくわかりました。病気のお子さんのお世話ときょうだいのお世話をほんとうによくがんばっておられると思います。

多くの小児病棟でも似たような悩みを聞いております。私たちの病棟の子どもと遊ぶボランティアです。中にはきょうだいを連れてきている方もいらっしゃいますが、やはり居場所がなく、両親の片方がみて片方が病室に入るか、連れてこないで留守番か人に預けるとか、熟に通わせるなど工夫しているのではないかと思います。

私自身は別の病院で兄弟の遊びのボランティアを経験しましたが、兄弟を病院でみるには居場所や遊び場がなかったり、面談室があっても長時間となると子どもは退屈するので継続的な支援の限界を感じました。

一番ありがたいのは病院にボランティアがいてくれることだと思います。医療相談室に相談なさいましたか?

あるこども病院ではあなたのような声を聞いてボランティアを入れるようになりました。親が離れるとき、誰かがちょっとそばにいてくれるだけでも安心です。当事者の困った思い、病院に伝えられましたか?地域の社会福祉協議会なども相談窓口です。ご質問がございましたら事務所にいつでもお電話ください。坂上