病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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テレビに出ます 「ニュースの深層」

テレビ放映2012年9月7日(金曜) 20:00~21:00※野球中継の場合は、よる11:10~深夜0:00

(再放送)は翌週月曜(10日) 午後1:00~1:55

放送局 朝日ニュースター(CS)「ニュースの深層

9月4日(火曜)六本木にあるテレビ朝日に行きました。

今週金曜放送「ニュースの深層」の収録でゲストに招かれて―。

受付までディレクターさんが迎えにみえて、エレベータに乗りました。「4Fで降ります、まずメイクをしてもらって下さい」。3人のメイクさんに囲まれ「どんな風になさいますか」

「なるべく、このままで」

「眉はすこし書きましょう。髪はすこしボリュームだしましょう」、と若作りにしていただきました。

台本のような流れを書いたもの、ざっと目を通し、スタジオへ。いつもは見る側が今日はカメラに囲まれ、台に上がって話す側に。ドキドキしつつも興味深々。「1分前、30秒前、3,2、1」、カウントダウンでスタート。

司会は坪井直樹さん、キャスターは高橋美佐子さん、このお二人と対談が始まりました。坪井さんが手に持つ本「病気になってもいっぱい遊びたい」にカメラがぐぐっとクローズアップ。

「今日は病気になって、病院に長期に入院することになったとき、どのような問題があるか、この本を書かれたゲストをお招きしました」。

番組は約1時間、NPOの活動の内容と立ち上げの経緯、本に紹介されている子どもたちやかなのちゃんとの出会いなど、ざっくりですが紹介されました。

この夏、テレビ朝日は私たちの活動を追っていました。6月は病院、7月は退院児の宿泊旅行、8月は事務所でインタビュー。これらの様子が約14分にまとめてあり、それを初めてみたので、(自分たちの活動って外からみるとこんなふうなのかあ)と新鮮な思い…。

病院の撮影の場面は「おちゃっぴと粘土で遊ぼう」の日。久しぶりに病室を出て、廊下で遊ぶママたちの楽しそうな顔、顔、顔。一人のママは「部屋にこもって煮詰まってくる、こういうイベントがあるとすごく楽しい」。

「毎週土曜の他に、長期入院の子には毎日のように、夜来てくれたりだとか、遊んでくれたりして、子どもたちはとても喜んでいるので、すごくいいことだと思います」とお医者さんの声。

こんな声もひろってくれていたんだ!「ディレクターさん、さすがです」。

病院は映像が入るのがとても難しい。出演をOKしてくださった家族や子どもたち、お医者さんや看護師長さんらの声を力強く感じました。また報道に関るテレビ局の方々の意気込みも―。

「ゆっくんとの最初の出会い、肝心なところです。入口の前で坂上さんが引き返したくなった気持ち。かなのちゃんの移植の日の話、ここは大事な場面です」。重要個所はポイントを箇条書きにして映しだされ、「この問題は今日の高度医療の中で、先駆的な活動です」。

司会やキャスター、テレビの制作に関わる皆さんが「病院で子どもが輝いた日」と「病気になってもいっぱい遊びたい」の両書をしっかり読んで下さっていて、私の胸に伝えたい意気込みをズンと感じました。

「こんな形で応援をしていいただいて、なんてありがたいことか、がんばろうっと」。

自分でいうのもなんですが、9月7日「ニュースの深層」は感動をお届するすばらしい番組です。

  左から司会の坪井直樹さん、私、キャスターの高橋美佐子さん

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