病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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初めての全国小児病棟遊びのボランティア集会

2013年1月20日(日) 会場 世田谷区総合福祉センター 参加団体9団体 参加27人

 第1回全国小児病棟遊びのボランティアの全国交流集会が20日、東京の世田谷区立総合福祉センターで開催されました。東京、神奈川、新潟、山梨、名古屋、大阪、京都、鹿児島、沖縄の9都府県から27人が参加しました。

 小児病棟などで、病気の子どもの力になろうとプレイルームやベッドサイドに寄り添い、おもちゃ遊びや絵本の読み聞かせ、イベントなどで、子どもを喜ばせ励ましている遊びのボランティアは各地で活動していますが、相互の交流は活発でなく、情報の共有も十分ではありません。今回、ボランティア有志が呼びかけて、全国小児病棟遊びのボランティアネットワークを立ち上げ、全国交流集会を開きました。資金も環境も整わない状況の中で、知恵を出し合い工夫をこらして子どもたちに笑顔、親たちに安心をもたらす多彩なボランティア活動をしていることが報告されました。

開催に当たり、東京ボランティア市民活動センター所長の山崎美貴子さんから「病院というハードルの高い環境で、病気と向き合う子どもの力になろうと活動されている皆さんの存在は、わが国の社会福祉の歩みを大きく進める先駆的なものです。ボランティア活動の中でも特筆すべき存在であると評価しております。しかし、現実は人材、資金、運営など色んな面で悩みや苦労が多いことでしょう。全国ネットワークが皆さんの地道な活動を支え発展させるうえで重要な役割を担うものと大いに期待しています」との励ましの言葉が寄せられました。この交流集会の様子は報告書にまとめます。

なお、次回の開催地は名古屋に決まりました。多くのボランティアの皆さんの参加を期待しています。

NPO法人病気の子ども支援ネット遊びのボランティア 理事M

病気の親子を応援しようと全国の仲間たちとディスカッション

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呼び掛けたメンバー 

NPO法人ぷくぷくばるーん (名古屋)大竹由美

②病児と家族のおもちゃと遊びのボランティア「シャボン玉」(神奈川)粂野伃至子

NPO法人 病気の子ども支援ネット 遊びのボランティア(東京) 坂上和子

奄美大島の総合病院小児科病棟・外来 遊びのボランティア(鹿児島) 渡辺美佐子

本企画はタケダウエルビーイングプログラムの助成を得て開催