病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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2019.11.09ガラガラドン

f:id:asovo:20191110083906j:imagef:id:asovo:20191110083916j:imagef:id:asovo:20191110083927j:image2019年11月9日(土曜)
ガラガラドン 遊び時間(14:00~15:30)
ボランティア10人、遊んだ子ども5人
個室2人、プレイルーム3人

個室 9才女の子は、最初声をかけると乗り気ではありません。お母さんに「やることないし、遊んでもらったら?」と促されてしぶしぶというかんじでした。ボランティアが画用紙とカラーペン、折り紙、ビーズなどをもって病室に入ると「ビーズをやりたい」といいました。二人のお姉さんボランティアが入り、ビーズをしました。作りながら、だんだん打ち解けておしゃべりがいっぱい聞かれ、だんだん夢中になってしまいました。約90分の間に5つの腕輪を作り、ボランティアの分も作ってくれました。(写真)ベッドサイドにあるお気に入りの二匹のぬいぐるみの頭にもかざっていました。その様子をお母さんが嬉しそうにご覧になっていました。お母さんは看護師をされているそうです。

個室 2才女子はお母さんに抱っこされていましたが、大泣きしていました。これじゃあ遊べないかな?と思いましたが、アンパンマンの人形を見せて「ボクと遊んでくれる?」とアンパンマンが言うと、女の子はあらら?なんと「いいよ」と言ってくれたのです!そして ピタリと泣き止んでくれたのです! アンパンマンの力、恐るべし! それからはボランティアのお姉さんたちと楽しく遊び、笑顔をたくさん見せてくれました。お母さんもびっくりされて、帰るときに感謝のお言葉を頂きました。

プレイルームでは、3才、2才、1才の3人の坊やたちがいました。そのにボランティア五人がつきました。
祖父母がついている子、パパがついている子、その中でママがついていた子のママは、家にきょうだいを置いてきたので、ちょっと家に帰りたい、この子をお願いしますと言い、看護師に事情を伝えてお帰りになりました。
プレイルームは広くていろんなおもちゃがあるのでそれぞれが好きなコーナーで遊び、子どもの笑い顔がいっぱいみられました。
今日は、ボランティアの数があったので、子どもたちとじっくりと遊べて、充実した活動日でした。
今日も楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。 週リーダー 今泉聖美