病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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お母さん食堂2020/03/07

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おひな様弁当 召し上がれ!
ちょっと前まで女の子だったママへ

 

昨日ボランティア団体を応援するプロボノさんが、お見えになりました。
「お母さん食堂とはどんなことをしているのですか?」
「栄養あるごはんを安価でお届けている、一言でいえばそういう活動なんですけど、やっぱり、お母さんたちの置かれている状況が厳しいものだから」
「どんな状況ですか?」
「たとえば、たまたま、コロナの流行りだしたころ、一時頃外泊された方がいて、戻ってきたら、コロナの保菌者かもしれないということで、病室から一歩もでられず、それが一週間以上も、出るのはトイレの時だけで」
「その方はごはんどうしているんですか?」
「冷凍食品いっぱい買って看護師さんに温めてもらっていると」
「お子さんもまだ、小さくて、2人っきりで、病室に缶詰になられて、大変な状況かと思います。
ほかにも、半年とか、長い方もおられます、部屋から一歩も出れないことって経験しないとわからないでしようけど、そんな、お母さんたちから、病院の楽しみですと言われたりしたら、やはり、この食堂はとても大切だなあと」
坂上さんに聞くまではただ、おいしそうだなと思うだけで、でも背景を伺うと大切な事業ですね、そういうことって、よく知りませんでした」
「私もやるまで、知りませんでした、そんなに長く病院で暮らしている方がいるとか、子どもさんから目の離せないとか、お弁当をとどけることで、お母さんたちの厳しさがわかるんです。だから、辞められないというか、、、この活動はお金がかかるので、それが悩みです。仕事も辞めて子どもに付き添うお母さんさんたちはお金に余裕ないし、遠方から来る方はご飯を運んでくれる親戚もいないわけで、

しっかりした栄養を提供したいといえば、今の200円ではたりませんし、なので不足分は寄付をあてていますがやればやるほと、赤字になる活動です。」