病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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スポーツチャリティで病気の子どもを応援

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スポーツで病気の子どもたちを応援しよう!
ホスピタルフットボールクラブ🏈

今回大阪出張は、"ホスピタルフットボールクラブ"との会議が目的です。
このクラブは「フットボールを通して病気の子どもを応援するチャリティイベント」を二年前に立ち上げました。

海外ではマラソンやスポーツをチャリティイベントにして、寄付を集めることをよくやっています。"ホスピタルフットボールクラブ"もそれを目的に立ち上がりました。
対象は病気の子どもたち。
病院にいる子どもは外の世界と切り離され、隔離されたところにいます。そんな子どもたちはもちろんボールを蹴ったり、外を走りまわったりできません。でもこのスポーツはグラウンドで実際に走って試合をするだけではありません。ゲームの戦略を立て、作戦を考える、つまり頭を使う戦略こそ重要なんです。
病室にいても子どもたちが、作戦を考え、それをプレイヤーに伝えることで参加することができます。

これまで、このクラブでは実際、病室から子どもが作戦で参加したり、退院した子どもたちがグラウンドに来て参加したりしています。
そのとき、グラウンドには大勢の観客も見えるので、参加者たちは1人500円を払います。
その寄付先は子どもの入院生活が楽しくなるような活動をしている団体に贈られています。うちの「お母さん食堂」も選ばれました。
日本ではまだ珍しい、「スポーツを通して病気の子どもたちを応援する」このクラブはまだ、知名度も低いので、その普及啓発について、この度、会議が開催されました。まず、こんなスポーツがあることを知ってほしいと思います。そして、うちの病院でもやってみたいなーと思う方、ぜひ、ホームページをご覧ください。そして、ご一報くださいね。

写真は"ホスピタルフットボール協会"の発起人のみなさんと私。左から尾関泰輔さん、奥さんのえりさん、右端は尾関さんの友人の糸賀亨弥さん。(糸賀亨弥さんはかの有名ない糸賀一雄さんのお孫さんです。