病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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クリスマスの日のプレゼント

2009年12月24日 午後1時半~3時  今日はおちゃっぴといっしょに病院へ。  待っていたのはAくん。(10歳) 10月から白血病で入院しています。げんざい遊びのボランティアは訪問教育のない週3回、訪問してます。 クリーンルームにいるのでボランティアがくる日はと~っても楽しみ。 おちゃっぴは2回目。「まえにもいっしょにあそんだけど、覚えてる?」「うん、うん」 「きょうは、粘土、こまかい遊びだけど、疲れないかな?やりたい?」「うん、うん」 「なにか、作りたいものる?」「…」 「らいねん、トラどしだからトラは?」「うん」 「まず、黄色で顔、つくるよ。しまじろうってしってる?」「うん」 「そんなかんじのトラね」、おちゃっぴがはなしかけると、しんくん、ほとんど「うん」の返事。 「顔はまあるく、きれいな●つくってね」「口はヘラできりこみ、いれて、こんなかんじで」「次は黒くて細い線、作って。このくらいな長さ、2本、同じもの」 Aくんはおちゃっぴ先生の言うとおりに。だんだん完成してきます。とても細かいので、目が寄り目になりながら。とくに目玉。白い目の粘土を作って、、そこにまた黒ゴマくらいの目をつけます。 トラが完成いしたらトラは森にいるから森もつくる、森にはうさぎもいる、小鳥もいる、うさぎの好きな草や鳥が止まる木もいる、トラは岩の上に座っている」といって細かい風景も作り始めました。 終わると「ふう~」といって、ねっころがってしまいました。 「あと、10ぷん、時間あるから、他になんか作る?」とおちゃっぴがいうと、そのとき、はじめて「ううん」と首をふったAくん。とっても満足そう。ボランティアもクリーンルームで耐えているA君とこんな時間をもつことができて嬉しかったです。Aくん、遊んでくれてありがとう。 おちゃっぴ&さかうえ(ボランティアコーディネーター)
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