病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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病院近くに事務所を借りました

7月3日土、事務所引っ越し。

この間、いくつかの不動産を回っていました。

最終的に若松河田駅そばに決まりました。

息子がボランティアで車を出してくれ、棚や机、運べる分だけ荷物を運びました。

駅から20秒、「雨でも傘いらないね」、と言われる地の利のよいところ。

国立国際医療研究センター東京女子医大など高度医療の病院の中間にあります。

2009年度、小児病棟で807人の子どもと遊びましたがそのうち、222人の子どもは3カ月以上の長期入院が必要な子どもでした。

小児がんや難病で治療が長引いている付き添いのお母さんたちは大変です。

お母さんたちを助けたいとここに事務所を借りました。

昨日冷蔵庫、複合機、電話がはいりました。

今日はガス台が入りました。

自宅から最低必要なトイレットペーパー、流しのスポンジ、洗剤、石けん、雑巾を運びました。

ボランティアや友達からも自宅に眠っているものが集まってきてます。

雑巾、タオル、食器、ゆのみ、きゅうす、大皿、小皿、お盆。

お母さんたちがここにきてコーヒーを飲んでほっと一息ついたり

おしゃべりしたり親同士が集まって励ましあえたら。そして

ご近所の方々にも協力していただいてケーキをやいたり、、サラダやおにぎりを作ってお母さんたちにとどけたりして子どもの看病にあたるお母さんたちを助けてあげられるのではないかと思っています。

「おばあちゃんちが病院の近くに出来たみたい」、そういうほっとな活動が展開できたらと考えてます。

2006年5月にNPOにして丸4年がたちました。

これまで江東区の理事長の自宅が事務所兼務、病院まで1時間半かかっていました。

目と鼻の先になったらフットワークも軽くなります。

ボランティアたちも病院に近いので、助かります。

事務所は1DKですが、私たちにはとても贅沢なお部屋です。

相変わらず会計は綱渡りなれど、そして行政からの支援はありませんが、それでもご寄付、企業の

助成金のおかげで、患者さんにもっと身近な支援ができることはとても嬉しいことです。

大勢の方々のご支援に感謝しています。 理事長 坂上

(新住所は登記がすんで公表します)