病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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損保ジャパン記念財団贈呈式

2010年7月22日(木)

東京新宿にある損保ジャパン本社ビルにて社会福祉助成(平成22年度のNPO設立資金)贈呈式が行われ出席してきた。

平成22年度は首都圏では7団体が受賞。今年は障害児者を支援する作業所や学童クラブの運営など、長年ボランティアでやっていたが、NPOにしてもっと規模を大きくしっかりさせたいという意欲のある団体が目立った。

私たちはこの賞を平成17年度に受賞していて「先輩として一言」とマイクを渡された。

NPOの運営をして4年になります。最初はお金が何もなかったので30万円を頂いたときは助かりました。企業が社会貢献に助成金を出してくださるとやる気がでます。たくさんの応募者から選ばれたことに自信が持てます。NPOの立ち上げは何かとお金がかかります。パソコンの購入や、しょっちゅう会議を開くのでその交通費、会議費など。一番助かったのは報告が簡単だったこと。だからといって、適当か?いえいえ、簡単だからこそ、この信頼を裏切れないと思い、毎年この贈呈式のころには損保さんに手紙を書いています。まだ、うちのNPO倒れてませんって。

NPOは最初の2年が特に大変です。会計が面倒。法務局いったり、慣れるまでは役所関係の手続きなど煩雑、もう辞めたいと何度思ったことか。でもNPOはがんばれば成長できます。私たちの会計は初年度60万が200万、400万と増え、4年目は人件費も出して600万の事業が出来るまでになりました。信用がつくには時間がかかります。このようなNPOが増えたら日本の社会は確実に変わるでしょう。私も変わりました。最初の2年まではNPOにして良かったが3、嫌だったが7。でも今は逆転しました。良かったが7です。でも3割はまだきつくて、弱い部分があります。時間をかけて成長していくのがNPO。頑張っていたら必ず誰かが助けてくれます。みなさんは今日からスタート。NPOきついですが、3年は石にかじりついてほしいです」