病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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伊豆高原で子どもたちと過ごした夏休み①

2010年7月25~26日

「がんばれ子ども村」から伊豆高原のホテルに難病の子どもと家族を招待したいというお話があり、6家族、16人が「アンダ別邸伊豆高原一碧湖ホテル」に行った。そこに4人のボランティアも同行。

笑い転げ、食べまくり、ひろ~いお風呂で思わず泳いだこどもたち。館内にはカラオケ、卓球、漫画、サーカーゲーム、ダーツなどがあってたのしんだ。周りは森。夜は月夜の外で、きもだめし。ここに集まった子どもたちは6か月から3年近く入院していた元患者。「帰りたくな~い」って。

以下同行したボランティアの感想です。事務局・坂上

「アンダ別邸伊豆高原一碧湖ホテルで」 

久しぶりに会う子ども達大きくなっていましたが、私の手を掴んで遊ぼう!遊ぼう!とすぐに前のように懐いてくれたことがとても嬉しかったです。

一緒に大浴場のお風呂で泳いだり、卓球やトランプをしたり、カラオケをしたり合宿に来ているようで、子ども達が嬉しそうに走り回って体一杯その喜びを表現してくれていて、私も本当に楽しい時間を過ごせました。

そして、こうへい君の20歳の誕生日を一緒にお祝いできたこと。

去年の誕生日を個室でお祝いしたことを思い出すと、旅行先でお祝いできるなんて夢のようでした。

闘病の辛さを知っている仲間や親、ボランティアみんなでお祝いができたことは、20歳になったこうへい君のこれからの未来を祝福しているかのように感じました。

病院で出会った仲間と退院した後もこうして一緒の時間を過ごし、つながれることは、子ども達にとって大きな財産になると実感しました。

そして、このような素晴らしい時間を過ごすことができたのは、がんばれ子ども村の方々のご好意とホテルの方々のおもてなしの気持ちにほかなりません。ホテルもすばらしかったです。バリ風で、リゾート感を味わえ、私達が泊まった階には、貸し切りでほかにお客様はいなく、周りを気にせずに行き来できて、ホテル側のご配慮が伝わりました。

社会が病気の子どもやそのご家族を支えてくれている。それを実感した旅行でした。ボランティア(32歳)

こうへい君20歳おめでとう 写真はホテルで用意されたケーキ

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