病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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高校生ボランティア

2010年7月29日(木)

今日はご近所の高校1年生のひなちゃんがボランティアに来てくれました。

高校生は病院で遊びのボランティアをしていただくことはできないので

事務所のお手伝いをしていただきました。

「これは定款といってNPOの仕事が書いてあるの、ここに割り印っていって、ハンコをおしてもらえますか。両方にちゃんと印鑑を押すようにするには以外と難しいのよ、最初は裏紙で練習してね」

「はい」と言いながらひなちゃんは、「ハンコ押しって難しいんですね」

「ほかにやること、ありますか?」

「背が高いからカーテンを取り付けてもらえますか」(事務所にこの日、カーテンが届いたので)

「ほかにありますが?」

「コンビニでコピーを取ってきてもらえますか?Aが10枚、Bが5枚」

「はい」と言いながら、「すみません、紙の大きさ間違えて、6枚コピーミスしました」

「100枚ミスしたら困るけど、6枚くらいいいですよ」

なんていいながら、あっというまに2時間がたちました。

新しい事務所は引っ越してきたばかり。ファイルの整理やレシートの台紙貼やら、細かい仕事がたくさんあって、たいへん助かりました。

「来週も来ていいですか?」

「もちろんです、ありがとうね」

楽しそうに2時間働いたひなちゃん、実はちょっとわけあり。

小さいときから病気がち。学校も休むことが多く、学校に行っても保健室にいることが多いそうです。

「私も誰かの役にたちたいんです」と。

事務所があるとありがたいです。夏休みでちょっとボランティア体験したい高校生に来てもらってこちらも助かりましたし。坂

「ハンコを押すって難しいですね」のひなちゃん

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