付き添いのおばあちゃんとの交流
2010年9月1日 16:30~18:30 平日のAちゃん訪問のときに
病院の付き添いはママだけとは限りません。パパやおばさんおばあちゃんなどいろいろな方と出会います。今訪問している小学生の子どもには二人のおばあちゃんが交互でみえます。今週はAおばあちゃん、来週はBおばあちゃんという感じ。
子どもと学生ボランティアが遊んでいるとおばあちゃんもいろいろ話しかけてきます。
「まごの付き添いっていっても年も違うし、遊んでやるといってもゲームのことは分からないし、ボランティアさんが来てくれてありがたいです」
「具合が悪いとき、おばあちゃんがそばにいてくれるだけでも心強いでしょう」
「買い物にいったり、着替えをもってきたり、おうちにいるきょうだいの様子を話してあげるくらいですかね、私といるときはこんなに喜んで遊びません、ひとりで工作なんかしていますけど」
「ボランティアをベッドサイドまでいれる病院ってそんなにないんですよ」
「まあ、そうなんですか?どこにでもいるもんだと思っていました」
「長い入院になると、どうしても家族だけでというのは限界もありますよね」
「これは経験してみないと、本当にわからないです。ボランティアさんがいてくれてどんなのありがたいかも経験してわかりましたよ」
「先週は強い薬を使っていたんで、治療がとくにきつい日は先生にお願いして私も夜はここで寝ます。孫がほっとした顔をしてくれてねえ、ボランティアさんがいる間、買い物にいってくるけど、何か食べたいものない?」
「う~ん、食べたいもの?おでん」
病院で寝泊まりといっても簡易ベッド、ゆっくりやすまるとは思えませんが、孫を思い家族一丸となって病気の子どもを守る温かさがみられます。
おばあちゃんの声を聞きながらボランティアたちも大事な役割をしていることがみえてきます。付き添いも誰かと世間話をしたがっています (坂)