お母さんを助けてくれてありがとう
2011年1月21日(金) 午後2時
事務所の電話が鳴りました。
「もしもし、病気の子ども支援ネット遊びのボランティアさんでしょうか?」「はい、そうです」「○○△△子と申します」
「まあ、会員の○○さんですか?」「近くに来たので寄らせていただいてもよろしいでしょうか?」
「どうぞ、どうぞ」「実はもう事務所の前にいるんです」
「はじめまして」とお互い挨拶。私たちは一面識もありません。
事前の連絡もなかったので最初はびっくりしました。
○○さんは、「私、会員になったのはホームページを見たからなんです。私、高校生の頃にしばらく病気をしましてね、今は元気になったんですが。ホームページをみて、これはありがたいって思ったんで、会員にならせてもらいました」
○○さんは一見30歳すぎという年齢のように見受けました。高校生で入院・手術をし、しばらく通院が続いたそうです。当時を振り返って、1時間ほどお話しをしてくださいました。
「ここは、病気の子どもと遊ぶだけでなくてお母さんたちを応援していますよね。お弁当を届けたり、話し相手になったり、そういうことがすごくありがたいって思うんです。病気の子どもをもつ親は家にいる子のことも心配だし、私にはきょうだいもいましたので。親はいっぱいいっぱい。私も親に心配かけちゃいけないって気をつかったし。そういうところに、NPOが入ってくれて、すご~くありがたいって思ったんです。私もこのボランティアやってみたいんですけど体力もないですし、直接病院でボランティアが出来るわけではないんですが、気持ちだけは伝えたいと思って。いつも応援しています。ホームページもみています」
病気の子どもも親を心配しながら闘病しているんですね。
とても貴重なお話をきかせていただいてありがとうございました。
事務局 さかうえ