病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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「2枚目の名刺」のコモンルームに参加して

2011年2月19日(土)  

NPO法人「二枚目の名刺」のコモンルームに参加してきました。

この日、会場には40人くらいの人がいました。NPOやNGO、ボランティアなど4団体が活動紹介をしながら「ぜひみなさん、応援してください」と呼び掛けました。

聞いている人たちはボランティアをしたいと思っている社会人です。自分の技術や得意分野が生かせる団体があれば応援しようというもので参加費3000円を払って会に参加していました。

私たちのNPOにも社会人がいます。約70人の遊びのボランティアのうち約半数は学生ですが半分は社会人です。小学校の教員、保育園の保育士、児童館職員など、現役の方がいます。そういう現場で働くプロの人が病気の子どもの遊びに関って助けてくれていますが、このような方々も「二枚目の名刺」をもつ社会人と言えます。

今回は「会計や運営の支援」をしていただける方をお願いしました。

会場には公認会計士の方などもいらっしゃいました。

実際NPOというのは、どこも運営が大変です。「NPO法ができました。法人格を与えます。どうぞ自由な社会貢献活動を」と言われも先立つものはありません。ほとんどの団体が事務所は自宅、交通費も自腹で動き出しています。けれども、NPOにとって先立つものがお金だとしたらNPOはけっして広がらないだろうと思うのです。NPOの先立つものは第一に「人」です。行政や金はあとからついてくる、この道を5年あるいてそれを強く感じています。

この「二枚目の名刺」は社会をよりよくする活動団体を見出し、人と団体をつなぐ、そういうNPOです。とても素晴らしいアイデアで、実践的なNPOだと思いました。

これからどんなつながりが生まれるかは未定ですが「ぜひ一度遊びのボランティアを体験しにいらして下さい」と名刺を交換しました。