「社会福祉士国家試験」合格しました
{%チョキwebry%}2012年3月15日 第24回社会福祉士国家試験の発表があり合格しました。
受験者数4万2882人。
合格者数1万1282人
合格率26・3%
4人受けて3人がおちる怖~いこの試験はわずか4時間で19科目、150問を解きます。150問といっても5問1セットなので合計750問、考えている暇なんかありません。最も怖いのは19科目のうち、13科目が7点満点、すなわちたった7問中に1点でも零点があったらアウト。来年落とした科目だけ受けるなんて甘くはありません。ここが一番受験生泣かせだろうと思います。事実私はこれで昨年落としました。
範囲は広範囲で、心理学、医学、法学、財政、公的扶助など、法律や制度の細かいところまで出ます。子どもから高齢者、障害者や犯罪も範囲で、社会の仕組みをいろいろ覚えねばなりません。例えばホームレスの問題をとってみます。その数、寝起きの場所(河川か公園か)、年齢、性別、仕事の有無や路上生活の年月など14の項目のどこから出るか分かりません。日本の人口や家族の推移、合計特殊出生率などは国際比較で出たりします。毎年変わる法律などは要注意。社会学などはウェーバー、ティトマス、ギデンズなど、普段読むことがめったにない方々の著書や業績も範囲です。これなど、著書と業績を別人と混ぜたりするので、いやらしいミックス問題には要注意。当日はみたことも聞いたこともない名前や法律を読みながら、卒倒しそうでした。
昨年の失敗を教訓に今年こそはと、20周年行事に追われながらも勉強をコツコツ。最後の追い込みの月は寒さに震え、筋肉ガチガチ、胃がキリキリ。視力は落ち、髪の毛がパラパラと落ち自分が病院のお世話になりそうな中、いろんな人が声をかけてくれました。アロマセラピストのボランティアがマッサージを、合格祈願のお札や綿入れ袢纏が届いたり、病院のお母さんからお菓子の差し入れ。病院のベッドでがんばる子どもたちの笑顔、多くの方々の支えのおかげです。(あんまり親切にされたらプレッシャーになりますが。 (;一_一)
合格発表をネットで見るというのも初めての経験でした。 (*^_^*)
この資格は「専門知識、技術をもって、心身や環境上の理由から、日常生活を送るのに支障がある人たちの相談にのり、助言、援助を行う人の国家資格」といわれていますが、医療の中で働く私たちがこの資格を得て一層信用にこたえるべく仕事をし、活動の広がりの一助になればと思っています。 坂上和子(57歳)
通勤時間もレジ待ちも持ち歩いたテキスト、単語帳等…
おいしい差し入れ、たくさんの応援ありがとう