病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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ボランティア活動を通して保育士になりました

2012年 3月 上智社会福祉専門学校卒業 Y・N

私は、3年3か月前からガラガラドンの活動に参加させていただいています。ガラガラドンに出会う前、同居していた祖父母が相次いで介護が必要になり、それまで勤めていた会社を辞め、家族で介護をしていました。それが一段落した後私も体を壊し、長期の入院をしました。退院した後、新聞で坂上さんが病気の子どもと遊ぶボランティア活動をされていることを知り、私も参加させて頂きたいと思いました。体調が不安定でしたが、ガラガラドンの活動にふれられた喜びでいっぱいだったことを覚えています。

月に一度、90分をさまざまな子どもたちと過ごすうち自分の力の不足を感じ、保育に関する勉強がしたいと思うようになり、坂上さんの出身校でもある上智社会福祉専門学校に入学し今年三月卒業しました。

ガラガラドンでボランテイアをされている皆さんは、それぞれとても魅力的で、お仕事や学生さんなど立場が違っても皆様から学ぶことが沢山ありました。専門学校に通いながら昼間保育園で働くうちに、病気でつらい検査や治療に耐えている子どもたちが、少しでも楽しい時間を持ってもらえるよう、こういう活動がひろまってほしいと思うようになりました。

20年間無事故で継続されているこちらの活動は、並の努力ではできないと思い、気を引き締めながら活動に参加させていただいています。

専門学校に入学してからあっという間に3年がたち、念願の保育士の資格を得て4月から保育園に勤務することになりました。この活動を通して友人や素晴らしいボランテイアの皆様に出会えたこと、坂上さんのご指導の下ボランテイアを続けられたこと、そして何より自分が元気を頂ける子どもたちに出会えたことすべてがガラガラドンのおかげです。今後ともよろしくお願いします。