病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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命日訪問 りょうくん

2012年12月2日(日曜)訪問  村上  山田 堀江 山本 坂上 今日は宮崎さんの息子さん(りょう君)が天国に召されて5年、ガラガラドンのメンバーがお花をもって訪問しました。一緒に訪問した4人の声と宮崎さんの声を紹介します。宮崎さんは保育園の保育士。ガラガラドンでは不安を抱えている子ども、障害をあわせもつ子どもなど、難しい子どもがいますが、そのような子どもでもぐいっと惹きつけて遊ぶことができる心強い存在です。 坂上 りょう君を囲んで ガラガラドンのみなさんと
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本日はみなさんにおいでいただいて、嬉しかったです。素敵なお花もありがとうございました。りょうが神様になったあとも、こんな形で皆さんに会いにきていただけるのは親としては嬉しいことです。子どもを亡くした後、いろんな形で心のケアが必要だろうと思います。我が家の場合は、入院が長かったので、病院関係の方、学校関係の方、お世話になったヘルパーさんなど、いろんな方と話ができていました。今思うと家族が前を向いていくのに必要な事だったと思います。そして次の段階は、心の痛みを知っている方々と過ごす時間をもつ事です。ガラガラドンではそれぞれ年齢も病状も異なりますが、同じ体験をした方々と出会いました。皆さん心の中に大切な宝物を持っておられ、キラキラ輝いている感じかして、おしゃべりしていると楽しいです。私はガラガラドンの活動をする事で、こんな素敵なプレゼントをもらったのですね。神様になった子ども達に感謝です。 ガラガラドン宮崎・保育  (2007年11月、りょう君12歳で帰天 小腸疾患) 玄関を上がると、広くて明るいリビングがあり、そこにニッコニコ顔で笑っている写真のりょう君がお出迎えしてくれました。「はじめまして~!」 想像していたとおり、可愛くてとてもイケメンでした。 たくさんお料理も用意してくださり、お腹いっぱいいただいてしまいました。(ありがとうございました)りょう君のお姉ちゃんが作ったアルバムも見せていただきました。写真を見ていて、りょう君がご家族からとても愛されていたんだろうな~、学校のお友達や先生方とのいい出会いもたくさんあったんだろうな~と思いました。学校で書いた詩も見せていただきました。一つ一つ、とてもいい詩でした。本当の優しさや強さを知っていたからこそ、あんな素晴らしい詩が書けたのだろうなと思いました。今日はりょう君のことを知ることができて、本当にヨカッタです。お母さんと出会わせてくれて、ありがとう~りょう君! ガラガラドン堀江・ピアノ教師 (2009年9月、ゆうのすけ君11歳で帰天 小児がん) りょう君の笑顔がとても可愛くて、こんなに可愛い笑顔からこんなに深い詩がうまれること、りょう君をぎゅーっと抱きしめたい気持ちでいっぱいになりました。りょう君は愛でいっぱいだと感じました。今日のこの時間、天国にいる私たちの子どもたちもりょう君のおうちで一緒にあそんでいたように感じました。出会わせてくれた、ガラガラドンに感謝です。ガラガラドン山田 (2009年7月、あかねちゃん11歳で帰天 小児がん) りょう君くんのお母さんと初めて会ったのは、2009年5月、ガラガラドンの活動に初めて参加した日でした。私はこの出会いの話をいろいろな人に話してきました。 それほど、あまりにも強烈であまりにも嬉しい出会いでした。りょう君と息子がつなげてくれた出会いから4年近くになりますが、今では公私ともに私の元気の源の一つは…大部分は(笑)りょう君のママです。りょう君はいくつかの詩を私たちに残してくれました。その詩を見ると、いつも心があったかくなって何故か涙があふれてきます。笑って過ごす毎日がなによりも一番の幸せだという事を気付かせてくれます。今日もたくさん笑いました。2匹のわんちゃんに癒されました。りょう君が将来の夢だと語った場所は今のM家にあるように思います。今日も子どもたちが「笑いすぎだよ~」なんて言いながら見守ってくれてたでしょうね。  ガラガラドン村上 社会人学生 (2008年2月、ふみ君8歳で帰天 小児がん) 久しぶりにりょう君に会いに行きました。ガラガラドンに参加するようになって4ヶ月後、2007年の春、転任先の小学校で会ったのがりょう君でした。院内学級とクラスをその時の体調に合わせて行き来できたりょう君は、ある意味幸せだったのかもしれません。そんなりょう君に、病院でボランティアをしている私が担任として出会い、そして今はりょう君のお母さんとこうしてガラガラドンで一緒に活動している…。何と偶然という種まきが上手なんでしょう!!この日は、お母さんの言葉を借りるとりょう君の神様5才の誕生日だそうです。同級生は現在高校2年生。毎年りょう君の前で賑やかにおしゃべりをし、私は元担任として、彼等の背中にりょう君の影を透かして見ます。今年は同級生は前日に来たとのことで、私はガラガラドンの仲間として、りょう君の前で時間を忘れて語り合いました。 ガラガラドン山本・教師 (りょう君6年生のときの担任)  りょうくんのアルバムや作品を見るガラガラドン
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りょうくん紹介はhttp://asovo.at.webry.info/201112/article_2.html 通信45 「息子からのおくりもの」