病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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病棟の夏祭りに参加しました

2015年9月3日(木) 時間 午後2時から5時まで 参加ボランティア 9人 (今泉 福田 北川 古賀 山内 三上 斎藤 山中 坂上) 今年も小児病棟の夏祭りに参加しました。主催は小児病棟ですがボランティアも役割りを分担して参加しました。全体に6つのコーナーが設けられました。①魚釣り、②ボーリング ③輪投げ ④うちわ作り ⑤ヨーヨー釣り ⑥しゃぼんだま  6つのうち、①から④はプレイルームで、⑤、⑥はプレイルームに隣接している庭で行われました。 1週間前にプレイルームの前にちょうちん装飾をしているボランティア ちょうちんはボランティアの手作りです
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天候も味方してくれて、楽しい夏祭りでした。 看護師さんに、ヨーヨー、買ったのよ!と言われて、打ち合わせの時の私の意見が生かされたんだと思いました。 最初は少し緊張気味な子どもたちも、夏祭りで遊ぶうちに、だんだん、笑顔になっていきました! シャボン玉をやっていたひなちゃんは、体がグイグイと前のめり! [いっぱいできた~] [大きっいのできた~] シャボン玉を吹くストローを放しません! けいくんが、空高く上がっていく大きなシャボン玉を見て、 「あれ、オレの!」 「わぁー!病院の外へ飛んで行っちゃったよ~!」 看護師さんとの何気ない会話を聞いていて、なんだか、嬉しくなりました。 ヨーヨーコーナーでは 誰も、こよりで作った釣り具では釣れなかったのに、 けんくんが見事な腕っぷしで、シヤッと釣り上げた時は、みな大歓声の拍手喝采! つばちゃんは、夏祭りの今日で、生後100日を迎えたそうです。 ベランダに来て、こんにちは~と声をかけると、お母さんは泣き出してしまいました。 その涙で、この3ヶ月間子どもの病気と闘い、人には言えない不安・悲しみを抱えてこられたのだと思いました。 それを乗り越えて、 しかも1ヶ月ぶりに外の空気に触れることが出来たつばちゃん。 お母さんは嬉しくて、嬉しくて、一気に思いが込み上げてこられたんですね。 私も嬉しくて、 「つばちゃん~! お祭りだよ~! わっしょいわっしょいラッセラ~ラッセラ~ ソイヤ!ソイヤ!」とリズムを取りました。 つばちゃんの小さな手が、私の指をぎゅ~っと握ってくれました。 ありちゃんは、オーガンジーの黒の素敵なスカートをはいてとってもオシャレ! 楽しみに待っていたんだと思いました。 今回、看護師さん、ボランティア、そして先生たちまでもが参加し、小児病棟全体で、この夏祭りを盛り上げていると感じました。 子どもも大人も、みんなどんどん集まってきて一体感がありました。 一番喜んでいたのは、もちろん子どもたちで、そしてお母さんたちです。 病気で入院していても、やはり、子どもたちの笑顔が一番ですね! 今日はそのお手伝いが出来て、とても嬉しかったです! 来年はみんなではっぴを着てやってみたい! もうそんな、来年に向けての夢が膨らんでいます!    遊びのボランティア 今泉聖美 造形ボランティアのいくこさんとうちわを作るこども
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お庭でしゃぼんだま
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  お庭でヨーヨー
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