病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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AYAちゃんの三回忌

2019/3/31

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AYAちゃんのお墓参り
新宿から青梅行きの特快でAYAちゃん宅にむかいました。三回忌でした。
訪問教育の先生もお見えになり、最初はAYAちゃん宅でお仏壇に手を合わせました。
15年も入退院を繰り返してたので、ボランティアとしてもこんなに長く遊んだ子どもは後にも先にもありません。4人でたくさんお話しました。

AYAちゃんの病室はいつも賑やかでしたね、
お菓子が並んで駄菓子屋さんみたい、食べていいよって、みんなに振舞ったりしてくれて、
高校生くらいになると細かい作業が好きで、ブローチ作るの上手だった、そうそう、病院から飛行機乗って北海道のキャンプにも行ったでしょ。○先生も△先生も同伴で、あのときは台風が近く、3日とも雨ではじめての飛行機が揺れて怖かったとか、運の悪さを、いかにも楽しそうにお話ししてくれたの、
病院での入学式、卒業式、移植のあとのうどんとかクッキー作りとか、病院が長くなるとお家に帰りたくなり、お家が長くなると、病院に帰りたいといい、2つお家があったみたいね。でもハイキングに行くような距離で行き来されて大変でしたね。あのとき、このときの、エピソードに花が咲き、笑いあり、涙ありの時間でした。

 

ボランティアは病院で働く医療スタッフでも学校の先生でもありませんが、子どもと遊んだ思い出がたくさんあって、とくにAYAちゃんは長かったので退院してからも、ディズニーランドや伊豆高原ホテルに行ったり、いろいろな思い出が次々うかび、そんなお話しをすると、お母さん嬉しそうでした。病気の子どもと一緒に遊ぶボランティアがとても大事な活動だということをこんな機会に改めて学んでいます。合掌