病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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ご家族を休ませてあげてください

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2019-09-21土曜ガラガラドン
この日遊んだ子ども9人、ボランティア8人でした。今日のボランティア、ちょっといつもと違うことがー。
看護師さんから「このお部屋は、ぜひ、入って欲しいんです。子どもさんが小さいので、付き添いのご家族を休ませてあげて欲しいんです」「あと、ここも、感染症でほとんど部屋から出られない方なので、」「それと、この子はお預かりで今1人なのでぜひ」と3部屋を示されました。いずれも乳児でした。
いつもなら「付き添いがいるから入らなくていい」、と言われていたので、珍しいことでした。
私が入ったお部屋は祖母とママが付き添いでしたが、ママだけお出かけされました。祖母は「一緒に暮らしているわけではないから、私も人見知りされるんですよ」と言いながら、孫と私が遊ぶ様子をみて、「なんて素敵なボランティアでしょう、孫の病気からよいことを学びました、どうかこのボランティアを続けてくださいね」と手を合わせられました。戻ってきたときお母さんはニコニコでした。
そのほか、泣いている赤ちゃんの部屋は人見知りされるので、保育士経験のある先輩と学生が一緒にはいりました。おもちゃを見せながら、ゆっくり近づき、警戒心をといたころ先輩ボランティアは学生に託しました。30分ほどして、ママが息急き切ってお部屋に飛び込んで来たとき、子どもがお姉さんと遊んでもらっていたので、とてもとても感謝されたと報告がありました。
ほとんどの病室には子どもベッドの横に簡易ベットがあり、24時間ここで寝泊まりしているご家族がおられます。
付き添い家族への配慮、付き添えない家族への配慮が看護師さんの言葉から感じられます。
でも、ボランティアへの信頼がなければ、こうした言葉かけはありえません。ガラガラドン1人1人がボランティアとしての自覚と責任を感じるひとときです。
あと、プレイルームでも車椅子の坊やがきたり、親子連れが来て、ボランティアとおしゃべりして賑やかでしたよ〜。

写真左 第3土曜ボランティア

写真右 感染対策ばっちりでおもちゃもって個室へ