病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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郵便振替用紙を打ち込んで。

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ガラガラドンとの出会いは今から11年前、娘が1歳の時1カ月間の入院生活を送った際に「入院中の子どもと遊んでくれる誰かがいたらいいのに」

と思った一年後、たまたま見たテレビで活動を知り、実現されている方がいることに驚き思わずメールを送ったのが始まりです。

経理労務事務の仕事をしていた私は、税や社会保険の書類作成をするボランティアとして、長野県へ引っ越しした後も郵便とメールの力を借りて細々とお手伝いを続けてきました。時代は流れて、今や会計帳簿もインターネットを利用して全国どこからでも入力できるようになり、それを導入された坂上さんから「郵便振替の入力もお願いしたい」とお声がかかりました。郵便局を通じて寄付された金額とお名前をひとつひとつ帳簿に打ち込んでいく作業です。

全国津々浦々から、老若男女たくさんの方のお名前を目にしてその数の多さにまず驚き、また時々片隅に「応援しています!」や「頑張って下さい!」などのメッセージを見つけてこちらまで嬉しくなってしまいました。あたたかいお言葉はもちろんのこと、言葉はなくても「誰かのために」と善意を形にして下さる方の存在を実感できたことが、嬉しかったのです。

最近のテレビや新聞は不安をあおるような見解や非道な事件の裁判記録が目につき、自分と直接関係がなくても落ち込むことが多くありました。でも寄付者の皆様のお気持ちが、どんな状況でもひとつひとつ自分に出来ることをやっていくことだ!と前を向かせて下さいました。

その優しいお気持ちが、この先も続くことを願っております。

 


長野県 トミヤマ