病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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第8回 NPO総会が開かれました

2012年6月23日土曜  会場:がんばれ子供村 時間:10時~14:00  出席28人  総会では2011年度(23年度)の事業報告、会計報告、監査報告、そして24年度の事業計画についてみなさんに報告し、意見交換をしました。 2011年度の主なご報告ー。「ガラガラドン」は記念すべき20周年。記念誌発行、感謝祭の開催、記念フォーラム開催など精力的に取り組みました。フォーラムには200人が参加、活発な意見交換をしました。 支援事業は年間215回。遊んだ子どもは延べ664人、ボランティア延べ985人。 ボランティアの働きは病院だけでなく、在宅や退院後も広がっています。ハウスグランマを拠点に、付き添いの家族のお招きやランチの病室差し入れ、難病児の誕生会の開催、夏休み自由研究では油絵に挑戦しました。 2010年の夏から6家族で始まった伊豆高原旅行、2年目は7家族にボランティアも加わり23人が参加。「病気はいやだけどみんなで旅行できて、うれしい!病気になってもよかった」と子どもたちからの声。 ハウスグランマは患者家族会議の会場にも活用。 悲しいお別れもありました。緩和ケアの病室でピアノの演奏をしたり、付き添いのきょうだいの遊び相手をして家族に感謝されました。厳しい病状にあっても元気なときからの関わりから、ボランティアは病室に招かれます。 企業との連携も広がっています。伊豆高原ホテルほか会員増強を目指したウェブ会員制度新設にプロボノが参画。 ボランティアの自主活動では保育研究会が発足し、困難ケースやうまくいった遊びの紹介などをしボランティアのスキルアップを目指しました。また全国の病院で活動する遊びのボランティアのネットワーク構築をめざして名古屋日赤で初の会合をもちました。 これら活動の成果は、朝日新聞、雑誌「医薬経済」「フリーマガジン・ロハス・メディカル」ほか、TBSサンデースコープ、BS11「ひとものがたり」などテレビでも紹介されました。 NPOの総会はみんなで意見を出し合って決めていきます
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NPOから感謝状を受け取るボランティア 「あなたは遊びのボランティアとして一年間小児病棟を52回訪問されました。雨の日、雪の日、暑さ、寒さをいとわず、病気の子どもに遊びを通して生きる力と喜びを運んで下さいました。付き添うご家族に休息を、付き添えないご家族に安心を提供してくださいました。誠実にボランティア活動にあたってくださったことを心から感謝申し上げます。2012年6月23日
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