病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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サラダ記念日

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「医療スタッフが疲弊していると君から聞いたから、4月22日はサラダ記念日」

国立国際医療研究センターで働くガラガラドンのさとちゃんから、「感染症センターのスタッフたちが昼休みもゆっくりとれない中、コロナ最前線で踏ん張っている」、そう聞いて始めたサラダの提供。これから6月末まで毎週水曜の昼にお届けします。

第1回目、メインはマカロニサラダ。
コーン、きゅうり、ゆで卵、新玉ねぎ、ハム、人参、りんご、7種類の具を入れたマカロニサラダ。そこにカボチャやさつまいも、ちくわなどと野菜を一緒に添えました。
昔、私は児童養護施設で300人の給食を3人で作っていたことがあり、台所で効率的に動くことは自信がありました。でも、狭いマンションで人も集まれない中、50食も作るのはかなり大変でした。
買い物、調理、詰める、運ぶも予想以上に時間がかかり、仕上げの写真も撮り忘れ、病院にお届けするのが指定より15分遅れてしまいました。
前日にしっかり準備したとしても当日の朝でないとできない調理もあるので、来週はもう1時間早くスタートしてみます。
「疲弊しているスタッフさんを応援するのに、ちくわじゃね、キッシュとか、オオッ!って思ってもらえるもの入れたいなあ、寄付金も少しずつ集まってきたので、来週は具材を奮発してもっとボリュームのある内容にしたいね」。
すると調理ボランティアの古賀さん曰く「1回目なんだから、今回はよしとして、だんだんバージョンアップしましょうね」

サラダの食品のご寄付ありがとう!

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フェイスブックやクチコミでサラダの食品を募集したところ、たちまち、13人の方(団体含)から段ボール8箱(ジャガイモや缶詰、マヨネーズ)届き
ました。6月末までの10回分がほぼ賄われます。わずか5日の間にスピーディにたくさんの食品があつまし、皆様のご厚意に深く感謝いたします。
事務所が狭く置き場がなくなり、いったん物品の応募は休止します。

なお、容器や生野菜等購入に1回(400円×50)2万円ほどかかります。資金のご支援をいただけましたら、幸いです。

食品で応援いただいた方13名の皆様
大阪の尾関泰輔・えりさんご夫妻
神奈川の渡辺梨香子さん
所沢「カウンセリングルーム 心愛 」野口房子さま
飯能市 にこにこハウスとニモカカクラブの皆様
(双木恵一・なまいきなこ・吉田結子・青木幸代・福士有香 和田芽衣
この他匿名希望3名 さま

応援物資ありがとう

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コロナ感染拡大阻止 最前線
国立国際医療研究センター
スタッフ応援でサラダの食材を応募したところ以下の食材が届きました。

私たちは皆様のご好意を病院につなぐ役割をいたします。

中身は「ごま油、いりごま3、ホールコーン3、マカロニ2、マヨネーズ1キロg、塩昆布2、シーチキンフレーク(業務用2)

食材のご寄付をお願いします

コロナ感染拡大阻止 最前線
国立国際医療研究センター
感染症センタースタッフ応援
「お母さん食堂」ではサラダ 差し入れ始めます

実施日 毎週水曜のランチ
個数 1回に50人分
期限6月末まで(継続はその時検討)

病院近くに事務所を構えるNPOでは最前線で命を守る医療スタッフのお役にたちたいと思い、サラダの無料提供を始めます。
サラダの食材のご協力お願いします。
🥗ツナ、コーン等の缶詰め、日持ちするハム等、マヨネーズ、じゃがいも、マカロニ、小袋入りドレッシング、サラダ豆、海藻、乾物、痛みにくい野菜等

送り先
162-0056 新宿区若松町10-1 YSビル302
npo遊びのボランティア
📞080-5527-4379

協力者の方へ
お名前は後日公表します。匿名希望の方は匿名と書いてお届けください。

郵便振替用紙を打ち込んで。

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ガラガラドンとの出会いは今から11年前、娘が1歳の時1カ月間の入院生活を送った際に「入院中の子どもと遊んでくれる誰かがいたらいいのに」

と思った一年後、たまたま見たテレビで活動を知り、実現されている方がいることに驚き思わずメールを送ったのが始まりです。

経理労務事務の仕事をしていた私は、税や社会保険の書類作成をするボランティアとして、長野県へ引っ越しした後も郵便とメールの力を借りて細々とお手伝いを続けてきました。時代は流れて、今や会計帳簿もインターネットを利用して全国どこからでも入力できるようになり、それを導入された坂上さんから「郵便振替の入力もお願いしたい」とお声がかかりました。郵便局を通じて寄付された金額とお名前をひとつひとつ帳簿に打ち込んでいく作業です。

全国津々浦々から、老若男女たくさんの方のお名前を目にしてその数の多さにまず驚き、また時々片隅に「応援しています!」や「頑張って下さい!」などのメッセージを見つけてこちらまで嬉しくなってしまいました。あたたかいお言葉はもちろんのこと、言葉はなくても「誰かのために」と善意を形にして下さる方の存在を実感できたことが、嬉しかったのです。

最近のテレビや新聞は不安をあおるような見解や非道な事件の裁判記録が目につき、自分と直接関係がなくても落ち込むことが多くありました。でも寄付者の皆様のお気持ちが、どんな状況でもひとつひとつ自分に出来ることをやっていくことだ!と前を向かせて下さいました。

その優しいお気持ちが、この先も続くことを願っております。

 


長野県 トミヤマ 

スポーツチャリティで病気の子どもを応援

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スポーツで病気の子どもたちを応援しよう!
ホスピタルフットボールクラブ🏈

今回大阪出張は、"ホスピタルフットボールクラブ"との会議が目的です。
このクラブは「フットボールを通して病気の子どもを応援するチャリティイベント」を二年前に立ち上げました。

海外ではマラソンやスポーツをチャリティイベントにして、寄付を集めることをよくやっています。"ホスピタルフットボールクラブ"もそれを目的に立ち上がりました。
対象は病気の子どもたち。
病院にいる子どもは外の世界と切り離され、隔離されたところにいます。そんな子どもたちはもちろんボールを蹴ったり、外を走りまわったりできません。でもこのスポーツはグラウンドで実際に走って試合をするだけではありません。ゲームの戦略を立て、作戦を考える、つまり頭を使う戦略こそ重要なんです。
病室にいても子どもたちが、作戦を考え、それをプレイヤーに伝えることで参加することができます。

これまで、このクラブでは実際、病室から子どもが作戦で参加したり、退院した子どもたちがグラウンドに来て参加したりしています。
そのとき、グラウンドには大勢の観客も見えるので、参加者たちは1人500円を払います。
その寄付先は子どもの入院生活が楽しくなるような活動をしている団体に贈られています。うちの「お母さん食堂」も選ばれました。
日本ではまだ珍しい、「スポーツを通して病気の子どもたちを応援する」このクラブはまだ、知名度も低いので、その普及啓発について、この度、会議が開催されました。まず、こんなスポーツがあることを知ってほしいと思います。そして、うちの病院でもやってみたいなーと思う方、ぜひ、ホームページをご覧ください。そして、ご一報くださいね。

写真は"ホスピタルフットボール協会"の発起人のみなさんと私。左から尾関泰輔さん、奥さんのえりさん、右端は尾関さんの友人の糸賀亨弥さん。(糸賀亨弥さんはかの有名ない糸賀一雄さんのお孫さんです。