病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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ボランティア希望者、このような方がいらっしゃいます

2011年11月8日(火曜) 14:00~15:00

10月のある日、ボランティア応募の問い合わせが事務所にありました。

「HPでボランティアの応募をしていないそうですが、私は子どもの入院を経験をしました。ぜひ、このような活動をしたいと思っています」ということでした。

直接会ってお話を聞くことにして11月8日、事務所においでいただきました。

小児がんの治療で2年ほど入退院をくりかえし、お子さんは亡くなられたということでした。

しばらく自分の気持ちが落ち着く時間が必要で、2年がたち、ようやく動きたいと思う時がきましたということでした。

現在遊びのボランティアは40人ほどがいます。この中にお子さんを闘病の末になくされた方が3人おられます。

「同じ体験をした方がいらっしゃることも心強く思います。私の場合、特殊な治療のために東京を離れて関西で治療を受けました。周りに知人もおりませんで、ガラガラドンのように病室を訪ねてくださるボランティアがいるなんて、どんなに親にとっては心強いことかと思います。ぜひ、お仲間にしてください」ということでした。

次回見学をしていただいて、自分にこの活動があっているかを判断していただいたうえで、再度ご意思を確認します。お子さんを亡くされて、深い悲しみから次のステップを踏み出そうというとき、ガラガラドンがお役にたてたらうれしく思いました。事務局