病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

過去のブログはこちら

保育研究会 第4回

ガラガラドン保育研究会第4回 

2021年8月26日土曜 午後4:30~6:00

会場 事務所 

出席者 13人

①川波(病棟保育士) ②古賀(退職保育士) ③村上(学生・保育園勤務) ④山本(小中副校長) ⑤勝(受験生)  ⑥桜井(大学生) ⑦岸(大学生)  ⑧溝部(大学生) ⑨石井(小児病院MSW) ⑩岡部(会社員) ⑪佐藤(アロマテラピスト) ⑫伊藤(会社員)  ⑬坂上(保育士・社会福祉士) 

保育研究会は遊びのボランティアの保育のスキルアップのための研究会。活動で悩んだことや、情報を共有したり、ときにはゲストをお招きしています。今回は第4週のメンバー。ガラガラドン活動後に集まりました。

今回は2日前に開催された夏祭りに参加された佐藤さんから報告がありました。

とにかく、すごく大きな行事でした。いつもは粘土とか、人形劇を見たとか、そういうことですが、9つも遊びのコーナーが廊下全部使って、いつも閉ざされている庭も解放されて、びっくりしました。庭で子どもたちがしゃぼんだまをしていてそれを見ている親たちが嬉しそうで…坂上さんたちが2カ月前から看護師さんと打合せを何度もして買い物にいったり、協力してもらえる企業やNPOに働きかけて、そうやって26人ものボランティアが会場の設営から片付けまでやったって。相当、ビッグなイベントでした。今日の活動でも2日前の夏祭りの話でもちきりでした」佐藤

「私も参加したんですが、楽しかったです。私は保育園に40年勤めて、昨年退職しまして、ちょうどガラガラドン20周年のフォーラムに参加して、ここで私のスキルを生かせるんじゃないかって来たんですが、自分の経験もあってですね、子どもが小1のとき、ちょっと入院させたことがあるんですが、とにかく病院は殺風景でねえ、ここで働きたいって思ったことがあるんです。退職後にボランティアという形で生かせるんだなって。活動して思うことは保育園との違いですね。たとえば保育園では子どものエネルギーを使いきって遊ばせる、でも病院では子どもがはしゃぐと、「疲れないかな」と思ったり、付き添いの方も「今日はこれくらいにして」という制限がかかったりしますよね。親はぐったりも心配だけど、元気にはしゃぐのも心配なんですね。ガラガラドンで活動してまた違った保育の勉強になっています」古賀(元保育園園長)

その他、おもちゃを小分けにして運べる大きさの袋があったらいいことや、点滴の扱いの注意、遊びの引き際の難しさなどの事例について検討しました。保育研究会は週ごとに活動するボランティア単位の研究会。こんな調子で、一人一人が日ごろ経験した悩みや喜びを共有しています。事務局坂上和子記