病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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退院したリク君とディズニーランドへ

2015年12月17日(金) 参加は4人 リクくん(3歳)とママ とガラガラドン2名
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{%女の子ロングdeka%}リクママ  この度は、楽しい夢の時間ありがとうございました。 入院していた、日々を思い出し、こんなに楽しい時間を過ごせるなんて。生きているとは素晴らしいなと、感極まる思いでした。慌ただしく、毎日を過ごすことが出来ているこんにちを、改めて振り返ることが出来る機会でした。ご招待して頂き心より、感謝申し上げます。白血病寛解して早二年、ようやくほっとしたのもつかの間、発達障害の診断をされました。息子は成長につれ、強い個性が出てきておりますが、皆様の心暖かい支援により、今日も元気はつらつ、飛び回っております。 {%チョキwebry%}遊びのボランティア古賀恵子 「古賀さん、リクくん退院して2年になりますね、お祝いに、ディズニーランド行かない?いただいた招待券があるの」と坂上さんに誘われ、30数年ぶりのディズニーランドへリクくんとママと坂上さんと私の4人で行きました。 リク君が入院していた約7か月、私は土曜と平日にも訪問していたので、ほかのボランティアよりもいろいろな思い出があります。また、退院後も定期検診の待ち時間に、天気なら病院の近くの公園で、雨天は屋内のこども支援センターで遊んだりしていましたので、私にとっては孫のような存在です。 2か月ぶりに会ったリクくんは、この間いろんなことがありました。引越しされて、環境も変わり、新しいお友だちとの出会いもあってか、顔つきがちょっとお兄さんらしくなったと感じました。 舞浜駅につくと、リクくんは大勢の人で賑わうためかテンションが上がり、ピョンピョン跳ねたり、うれしそうでした。中に入ると、丁度パレードが始まっていて、しばらく見ていました。その間、ママはパンフレットを見て、今日の計画を立てていました。広い敷地のどこから回れば無駄なくたくさん乗り物に乗れるか、真剣なお顔で―。 最初はリクくんが好きな「イッツアスモールワールド」に行ってみました。大行列です。すると、ママは「愛の手帳」を係員に見せて、(手帳があると、時間の予約ができるそうで)、予約をそこで済ませ、その間、ほかのすいたアトラクションで遊んで、時間になったら、「イッツアスモールワールド」に戻りました。並ばずにすっと入れました。ママがディズニーランドを知り尽くしてしていて、テキパキと無駄のない企画力に感心しました。 リクくんはママの手をしっかりつないで、乗り物もママと一緒に乗りますが、「ホーンテッドマンション」というおばけ屋敷では、私がリクくんと一緒に乗りました。怖がることもなくじっと見ていて、カボチャのお化けは「アッ 知ってる」の表情でした。最近見たばかりですものね。 「イッツアスモールワールド」のからくり時計もお気に入りです。動き出すと走っていき、じっと見ていました。 「ミッキーマウスフィルファーマジック」では歌に合わせ、大きな声で歌って楽しんでいました。 パレードは3回見ました。アトラクションは、プーさんの「ハニーハント」、「ジャングルクルーズ」、「白雪姫と7人の小人」、「空飛ぶダンボ」を加えて7つ!!目いっぱい楽しみました。帰りには、あたりは暗くなり、クリスマスツリーに灯りがともり、きれいさ倍増。「たのしかった!」とママ。リクくんも一日中ごきげんで、帰り道も抱っこは少しで「ヨーイドン」で駅まで走り、元気いっぱいでした。 翌日、ママからのメール「朝は9時まで寝てました。起こしても起こしてもおきなかった!そして、ムクリと起きてメチャクチャ笑顔で「くっかー!」と、叫んでいました。夢の国の続きはきっと、まだまだ続いています」との報告でした。私もレンタル孫のリクちゃんと楽しいばーばの一日でした。 {%拍手webry%}コーディネーター坂上和子 今回のディズニーランドは賛助会員のYさんから頂いた招待券です。「通信で退院された患者さんとディズニーランドへ行った話を読み、こんな応援も喜ばれるのかと知りました。これも使っていただけますか」とー。リク君の入院は厳しいものでした。感染症にかかりやすいため個室から一歩も出られない日々が7か月もありました。24時間付き添うママもいろいろな制限のある中で、よくがんばっておられました。こうして夢の国で羽を思いっきり広げて、笑顔いっぱい笑い転げる日が来るなんて私たちも嬉しかったです。古賀さんと遊ぶリク君もほら、ぴかぴか笑顔!こんな素敵なプレゼントを下さったYさん、ありがとうございました。