病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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「小児医療施設ボランティアコーディネーターの会」初の会合

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日時:2018年10月20日(土)
会場:神奈川県立こども医療センター
参加小児医療施設16施設
宮城県立こども病院・自治医科大学 とちぎ子ども医療センター・群馬県立小児医療センター・埼玉県立小児医療センター・千葉県こども病院・神奈川県立こども医療センター・静岡県立こども病院・あいち小児保健医療総合センター・大阪府立病院機構大阪府立母子総合医療センター・四国こどもとおとなの医療センター・福岡市立こども病院・沖縄県立南部医療センターこども医療センター・慶應義塾大学病院・順天堂医院・国立国際医療研究センター国立がんセンター中央病院・この他療育施設のコーディネーター及びボランティアの方、約60人がご参加くださいました。

会の立上げは昨年カナダのトロントのこども病院を視察したコーディネーターら7人でした。自分の病院の調整だけで精一杯だけど、よそを知ることが大事だと。今回は新たに10施設のコーディネーターやボランティア窓口の職員が参加され、「こんな会が欲しかった」と登録され、一気に倍になりました。
子どもの病院にはボランティアはとても大切な存在です。この会を通してボランティアコーディネーターのスキルを高め、ボランティアが働きやすい環境を考えていきたいと思っています。
(キリン福祉財団助成事業)

2018年10月13日(土曜)ガラガラドン

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13時半から16時半(遊び時間は90分)
国立国際医療研究センター小児病棟で
ボランティア6人 遊んだ子ども7人
看護師さんとやりとりをして、ボランティアが子どもの成長にみあったおもちゃをもってお部屋を訪問。

・お部屋が一緒のAB坊やは二人一緒に遊びました。後半ボランティアにおんぶされて、甘えん坊に。
・2歳C坊やはベッドでの遊びが飽きたので、後半廊下をバギーでお散歩しました。
・最初「遊ばない」と寝ていた4歳のD坊や、でも看護師さんから「ぜひ遊んでやって」と。ボランティアがたくさんおもちゃを運んでいくと、むっくり起きすっかりご機嫌で遊びました。
・あんちゃんは絵本読みをしているうちにうとうと寝てしまいました。後半、看護師さんから「他にも遊んで欲しい子がいるんですが」といわれ、小学生男子と将棋2回、オセロ1回やりました。
・お部屋で1年生の女の子Fちゃんが寝ていました。祖父母とママがそばにいました。「今日はボランティアの日なんですが、遊びませんか?」「何をするの?」
造形のいっこさんが筆箱とネイルを持ってきて見せてると目がらんらんに輝き「工作、大好き!」って。
1時間かけて作品を作りました。(写真)本人は「私の宝物」と筆箱を抱きしめ、その様子をみた祖父母も「こんなに嬉しそうに」と大感激でした。

毎回思うことは、看護師さんたちがボランティアを大切にして歓迎してくださるのでボランティアも張り合いが持てます!

 

お母さん食堂

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2018年10月13日(土曜)
お母さん食堂(東京女子医大小児病棟)
4人の方から注文がありました。
2人のママと二人のパパから。
今日は「まいど!」野菜たっぷりの天丼です。
パパが「おお、うまそう!」と喜んでくれました。
仕事休みの日に付き添いするパパたちにも「お母さん食堂」は喜ばれてます。

2018年 9月のお母さん食堂

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9月のお母さん食堂は30人の方が利用されました。
(毎週土曜・火曜) 

9月1日(土)4人
9月4日(火)1人
9月7日(土)5人
9月11日(火)2人
9月15日(土)4人
9月18日(火)1人
9月22日(土)6人
9月25日(火)1人
9月29日(土)6人

9/29の今日は栗ご飯です。

皮むきがんばりました!
卵焼きは桜えびと青のり味、煮豆とほうれん草の和え物も添えました。
付き添いパパママの健康をいのりつつ

2018年9月のガラガラドン

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f:id:asovo:20180929134253j:image国立国際医療研究センター小児病棟で
毎週1時半~4時半に活動
遊びの時間は2時から3時半
9月1日 ボランティア9人 遊んだ子ども10 人
9月8日 ボランティア6人 遊んだ子ども4 人
9月15日  ボランティア9人 遊んだ子ども8 人
9月22日 ボランティア6人 遊んだ子ども6人
第五土曜休み
9月は4回 病院に通ってボランティア延べ30人が子ども延べ28人と遊びました。

シスターの訃報


f:id:asovo:20180921193420j:imagef:id:asovo:20180921193425j:image「木村シスターが今朝亡くなりました。今日通夜、明日午後1時半から星美ホーム聖堂で告別式があります。お忙しいと思いますが、お知らせ致します。」昨日突然のメール。同窓生からでした。  

 
告別式に行きました。木村シスターは棺の中で眠っていました。笑みを浮かべて。
小さな聖堂にたくさんの同窓生が集まりました。平日にもかかわらず。
児童養護施設を卒業してかれこれ50年になります。当時、初めて出会ったシスターたち。

施設内に同じ服を着たペンギンたちにびっくりしました当時私はまだ10歳、小学五年生でした。今64歳になりましたが。
世の中の仕組みがこの歳でわかりましたよ。
慈善を必要とする人たちは社会にたくさんいるけど、1人では決して解決出来ないこと。組織で対応するってこと。

私は今npoを立ち上げて病気の子どもを応援する活動をしています。それってシスターの影響です。

シスターに出会えて人生が変わりました。シスターをとてもとても尊敬しています。木村シスター、安らかにお眠りください。

認定npo法人病気の子ども支援ネット遊びのボランティア坂上(旧姓佐々木)和子