病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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夏祭り

8月27(木)10時半~12時 一か月前から子どもに描いてもらったポスター、夏祭りのお知らせには「浴衣着てきてね!」。すると浴衣きた子どもたちが集まってきてくれました。お祭りの内容は1、きんぎょすくい、2、射的、3、砂糖の型抜き、4、わなげ、5万華鏡作り、6お面やさん、7風船の的あてなどが出ました。射的は割りばしで鉄砲を作り、紙コップの絵を倒す単純なものですし、金魚すくいは子どもに絵を描いてもらって口の部分に輪ゴムをつけ、それをハンガーの先で釣るというものでしたが、子どもたちは大喜び。最後は子どもたちがこの日のために練習してきた劇と踊りで締めくくられました。指導にあたったのは新宿養護学校の先生たちです。 今日のボランティアは総勢15人。各ポジションにつき、付添のいない子どもたちはボランティアらがだっこしてお祭りに参加させました。白血病などで長く入院し、人ごみに出られない子どもたちにとって「前日から浴衣とげたを枕もとにそろえて今日を楽しみにしていました」とお母さんの声。 祭りの後、子どもたちはプレイルームに残って片付けを手伝ってくれました。「すっごく面白かった!」と大満足なお顔。お祭りは医療スタッフとボランティアのコラボ企画で毎月のイベントの一つです。お面や輪投げの景品は製薬会社がご用意してくださいました。親、医療スタッフ、学校の先生、ボランティアたち、みんながにこにこの夏祭り。病院で夏祭りは予算、感染、衛生面、いろいろ難しい面もありますが、時間をかけて話し合い、いろんな方々の協力で実現できました。NPOは病院と社会を結び,橋渡しをします。 (写真上から①祭り会場のプレイルーム、②輪投げに集まる子どもたち、③輪ゴム鉄砲の射的にはまって遊ぶ男子、④射的の割りばし鉄砲を作っている遊びのボランティアたち)
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