コーディネーターの役割
2014年10月4日土曜
以下ガラガラドン第1週目の週リーダ佐藤さんと木村君と坂上のやりとりです
時系列で並べました。
次々にキャンセルや参加者が変わり、1回のボランティアコーディネーターはその調整にかなり苦労をしています。このような調整がボランティアグループにはつきものですが、佐藤さん木村君ががんばってくれています。ボランティア活動を継続させるにはこのような調整が不可欠です。坂上
主な内容
①10月2日木曜 18:35佐藤→坂上 「今週の活動の前に事務所のおもちゃを病院に運びます。行ける方は、1 時に事務所集合
②10月2日木曜 18:35 佐藤→坂上 Aさんのメール通じません。これで合っていますか?
③10月2日木曜 18:40 坂上→佐藤 Aさんには私が確認します。
④10月2日木曜 18:40 坂上→今泉 電話で確認
⑤10月2日木曜 18:42 佐藤→坂上今週はABCDEFFGHIJKの11人の予定です。
⑥10月2日木曜 18:42 佐藤→坂上 お手数おかけしてすみません
⑦10月2日木曜 18:50 佐藤→坂上 Bさんも〇の事情でお休みだそうです
⑧10月2日木曜 19:32 木村→坂上 Cさん 休み、確認とれましたら教えてください。
⑨10月2日木曜 21:12 佐藤→坂上 さらに追加連絡です Dさんお休みで4週目に振り替えです。Eさんも×の事情で3週目に振り替えと連絡ありました。
⑩10月2日木曜 21:12 坂上→佐藤 いろいろありがとうございます。
⑪10月2日木曜 21:20 木村→坂上了解しました。
⑫10月3日金曜 22:22佐藤→坂上 明日、Fさんが仕事でお休みです。振替は未定です。Gさんが第2週の振替で参加されます。何度もすみません。
プレイルーム新設に伴う応援者たち
2014年10月5日
前回、プレイルームのオープニングセレモニーのことを報告しました。
4年間、新病棟にはプレイルームがありませんでした。待ちに待ったプレイルームですが、しかし、それはプレイルームという空間だけです。子どもたちがここで集まって遊ぶのに必要なおもちゃ、テーブル、椅子、そんなものがありません。そこでNPOではいろいろな方々の協力を求めました。プレイルームの環境が整うまでにガラガラドンは何度も病院と話し合い、助成金を申請し、寄付を募りました。今振り返ってみて、病院機能評価にあるように病院が地域に貢献し、地域住民に開かれてあることはこういうことではないかと思っています。代表坂上
NPOが申請をして協力を得たのは次の3団体です。
① 共同募金34万円 ②三井住友ボランティア基金から10万円
③北川奨励賞からおもちゃ代30万円
①共同募金と三井住友ボランティア基金で備品を揃えたもの
「子どもたちが使うテーブルや椅子やソファ」「赤ちゃんが這い這いできるプレイマット」
②北川奨励賞からおもちゃ代
「子どもたちが喜ぶおもちゃの数々」
「助成金を受けたことを明記しました」
新プレイルームまでの動き
2013年11月19日
病棟医療より、来年プレイルームをオープンするのでボランティアさんも協力してほしいというメールを受け取る
2013年11月26日
小児病棟で、スタッフとボランティアの打ち合わせ 参加ボランティア4人 医療スタッフ2人
内容 新病棟におけるプレイルームは5月を目指している。これから工事がはいる。どんなプレイルームにするか、備品なども何もないので、何かいい案があれば欲しいので一緒に考えて欲しい
2013年12月6日
ボランティア2人とドクター2人と近くの子ども家庭支援センターを見学 プレイルームの参考にする。
2013年12月9日
プレイルーム準備委員会を立ち上げる メンバーは佐藤、古賀、斎藤 坂上
今から応募できる助成金をインターネットで検索して探し、応募する
応募先は 「共同募金」 「北川奨励賞」
2013年12月24日
小児病棟で打ち合わせ 参加は病棟スタッフ、医師、ナース プレイルームのデザインを研究している千葉大学の先生と院生とガラガラドン 合計8人 共同募金と交渉中の報告をする
2013年12月26日
病棟スタッフと打合せ 共同募金の申請内容と見積もりを作成して病院に提出
ドクターより病棟のプレイルームの見取り図をもらう
NPO申請書類は1、みつもり、2、みつもりの元になるカタログの提出3、申請団体の役員名簿4定款
5パンフレットや通信など6、プレイルームの見取り図 7、病院との打合せの記録(急きょ作成したものを貼付)
2013年12月25日北川奨励賞提出 決定通知は3月20日
2014年1月7日共同募金申請 決定通知は2月12日
2014年2月4日プレイルーム準備委員会がおもちゃ選び中野あぷてぃへボランティア3人
2014年2月4日プレイルーム準備委員会がおもちゃ選び新宿おもちゃ美術館へボランティア2人
2014年3月26日奨励賞の授賞式坂上出席 全国決定54団体の応募者から8団体が受賞
2014年3月31日 プレイルーム準備委員会がクレヨンハウスでおもちゃ購入
工事が5月予定がおくれ、9月10日にオープン式を迎えた
新病棟でプレイルームオープン
大学院生やってます
武蔵野大学大学院人間社会研究科実践福祉学専攻 修士課程2年 坂上和子(60歳)
入学式には孫もきてくれました
2014年9月9日 遅ればせながら大学院の中間報告をします。
この大学は働きながら通えるように18時半から授業が始まります。昨年春に入学し、今修士課程2年。大学院では最低30単位が必要ですが、1年で8割ほど単位を取得しました。去年は週5日、毎日通い、猛烈にしんどかったです。レポートの提出では、先生に「これ、レポートじゃありません」ってつっかえされたりなんかして、ヒイヒイいっていました。
今は修士論文が佳境に入ったところです。「子ども病院におけるボランティアコーディネーターの役割と課題」これが私の研究のテーマ。
このテーマにたどり着くまでも紆余曲折があったのですが、それを話し出すと止まらないので今回は省略。
全部の子ども病院をまわるのはとても無理なのでそのうち小児がん拠点病院に指定された5つに絞りました。このうち、コーディネーターという肩書きもっている人は二人だけ。他は兼任ですが、兼任職員にもインタビューをしました。インタビューはすごく勉強になりました。頭で考えていることと実際に現場にいって、聞いてくるのとでは全然違うんだなあと改めて感じたことです。
インタビューに関しては一部を除いて、すごく協力的。「よく、聞きに来てくれましたねえ」ってウエルカムムード。こっちも身を乗り出して聞いてしまいました。子ども病院にどんなボランティアが何をしていて、コーディネーターはどんな仕事をしているか、みなさん、知りません。なぜなら、先行研究がないからです。こども病院には遠くから難病の治療のために通ってきている家族が多くいます。長くなるほど、病院は生活の場です。過ごしやすく、癒される環境作りのためにたくさんのボランティアが働いています。そのボランティアたちが働きやすい環境を整えていくのがコーディネーターの仕事です。今回話を聞いた専任のコーディネーターさんは、二人とも前任がおらず、「私が初めてなんです」とおっしゃっていました。
5つの子ども病院はいずれも300床を超える大きな病院なので、ボランティアの数もかなりな数です。問題が起きたときの対応、安全対策、リスク管理など気をくばりながら、一方で、無償で働くボランティアへの気配り、モチベーションを高めることも大切で、なかなか難しい仕事だと思われます。高度医療の子ども病院で暮らす子どもと家族のために、ボランティアコーディネーターがその役割をどのようにして自覚していくのか、そのプロセスに焦点をあてて、研究します。二人のコーディネーターさんには共通の輝くオーラがあって、仕事をとても楽しんでいました。そのエネルギーに圧倒されました。この方々のエネルギーはどこから来るんだろう?元々エネルギーのある人が着任したのか?それともエネルギーが湧いてくるのが子ども病院ってとこなのか?
研究で大切なことは、この研究が社会にとって意義がある、役に立つかということです。私は全国のこども病院にたくさんのボランティアがいて、子どもたちやお母さんたちに幸せを運んで欲しいと願っています。そのためにコーディネーターはとても重要な役割があり、論文でそれを明らかにしたいと思っています。
ところで、聞いた話をどうやって論文としてまとめるのか。ここが一番肝心なところです。分析方法はグラウンデッドセオリー法という質的研究法を用います。この研究会にも足を運びながら、いよいよこれから分析に入るところです。登山で言えば5合目くらいでしょうか。この先から一気に急峻な登りになるような感じ。年も年だし、油断せず、滑落しないよう、ガラガラドンの力を借りて、頑張って論文山に挑戦します。
以下1年時の履修科目
-1年前期の履修科目-9科目
火曜「子ども家庭福祉研究」「社会福祉調査基礎演習」
水曜「ソーシャルワーク研究」
木曜「スーパービジョン特論」
金曜「チームアプローチ・ケアカンファレンス・ファミリーソーシャルワーク特論」(ターム)」「医療福祉研究」
-1年後期の履修科目- 6科目
火曜「コミュニティアプローチ特論」「グループワーク特論」
水曜「組織マネジメント特論」
木曜「子ども家庭福祉事例研究」
金曜「ファミリーソーシャルワーク特論」「医療福祉研究」