病気になってもいっぱい遊びたい

私達は、病院で子どもと遊ぶボランティアです。退院してからも出会いの場を大切にしています。

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クリスマスのお母さん食堂

f:id:asovo:20181223161131j:imagef:id:asovo:20181223161202j:imagef:id:asovo:20181223161224j:image2018年12月22日土曜

今日はクリスマスランチで、注文は5つ、お届けしました。
夕方お母さんからラインで感想いただきました。
👩今日は手作りナゲットほか全部手が込んだクリスマスパーティー風お弁当、とても美味しく、楽しみました‼︎作る方は大変でしたねー、ご馳走様でしたありがとうございました。Aママ
👵ナゲットは鳥の胸肉を叩いて、ひき肉とまぜて、ナツメグいれて、ベーキングパウダーいれたり、、味はなんとか、売ってるのとかわりなく味は美味しく出来ました!でも形ブサイク(≧∀≦)。
クリスマスも病院で過ごされる皆様にせめて、せめての気持ち。デザートのシュトーレンは、ドイツのクリスマスパンです。これも、ボランティアの手作りでーす。坂上
👩ですよねー。サンドイッチの種類も卵やハム、ホットドッグにしたり、きらきらモール使って飾られたり。手が込んで、とても美味しかったです。自家製ナゲットなんて、とってもジューシーに出来ててめちゃ美味しかったです。シュトレーンまだ勿体無く1日飾ろうかなと(grin)
👵喜んでいただけたこと、ボランティアに伝えます。いただいたメッセージにボランティアもやる気倍増です。

Aママ、7月から三歳坊やが脳腫瘍で入院され、24時間付き添いもかれこれ半年になります。

2018年11月の「お母さん食堂」ご利用

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土曜と火曜で7日開店、利用者は延べ20人でした。
土曜はオカズたくさん200円。火曜は簡単ランチ100円。時々ただの差し入れも。
火曜3回8人(13 20 27 )
土曜4回12人 (3 10 17 24 )
この食堂も11ケ月がたちました。
パパの付き添いでは、大盛り弁当にしてお届けしてます。肉まんも手作り!!

 

「小林製薬青い鳥財団 平成30年度贈呈式」

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2018/11/30  今日は「小林製薬青い鳥財団 平成30年度贈呈式」が東京帝国ホテルで行われました。
受賞者は次の11名です。ガラガラドンもいいただきました。➔https://www.kobayashi-foundation.or.jp/assist/result.html
この助成は障害や病気の家族を支援する団体に贈られるものです。お母さん食堂やきょうだい支援に力を注ぐ事業はまさにぴったり!!って感じ。
子どもが難病を抱えると、家族はさまざまな困難にぶつかります。
そうした家族の支援に焦点をあてた助成金が出てきたことに日本の企業も変わってきたなあと。
ちょっと前まで企業はメセナといって美術館や文化芸術分野を支援していましたよ。
会場では1人ずつパワポで写真2枚を写し、1分の活動紹介をしました。その後、懇談会があり、財団の理事や役員の方々が受賞者に一緒に「あったらいいな!の住みよい社会を作っていきましょう」と声をかけていただきました。
助成を得て「あったらいいな!」をさらに充実させていきたいと思います。

寄付金にお礼の手紙

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一般社団法人ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント実行委員会からの寄付

ゴルフの青木功さんらが企画するチャリティ大会より寄付金を115万円いただきました。
自治体から助成を受けられないNPOにはこうした寄付にたいへん救われています。これまで3回うけました。
そこで、担当の方に伺いました。「どんな団体が寄付を受けているのですか?」
すると、資料が送られてきました。それを見てびっくり!!!
このチャリティは2009年から10年続いて、この間、約4億円が集まり、約40もの団体が受けていました。
1回に2000万円、多い年は7000万円近く。寄付先は被災地のほか、子ども病院、児童養護施設、育英資金など主に子どもの施設でした。10年で4億円ということは単純計算ですが1回4000万円。それが施設の規模に応じて支払われ、一番多い施設には7年間で6000万円が寄付されていました。このような太っ腹な寄付がどれだけ施設の運営を助け、日本の児童福祉の向上に役立ってきたかと感慨深いものがあります。欧米に比べて日本は企業の社会貢献が遅れていると言われますが、最近はさまざまな形で支援が増えてきたことを感じています。青木功さんを筆頭に一般社団法人ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント実行委員会、関係者の皆さまに心より感謝を申し上げたく、お礼の手紙を書きました。

遊び紹介

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2018/11/24 ガラガラドン
ボランティア11人 子ども7人

今日は、入院の長い仲良しの5歳と4歳の男の子とボランティア4人で遊びました。
二人は感染症の心配があるのでプレイルームへ入れず、クリーンルームの病室前の廊下にマットを敷いた特別ステージです。
ボランティアもガウンとゴム手袋をして対応しました。
プラレールの後は、ミニカーで大盛り上がり❗
ボランティアがストーリーを補助しながら「火事だ❗「救急通報、救急通報、消防車向かってください」「救急車が交差点を通過します。停まっててください」「シャー、火が消えました」と消防ごっこ
また、「お城の王様、お妃を守るぞ。」ボランティアがちょっかい出して侵入し、「侵入者発見❗捕らえろ」とか「お妃が連れ去られた❗」と奪回作戦開始なり、車を並べて輪を作り、逃げられないようにしたり。そこをボランティアがまたまたちょっかい出して輪を崩そうものなら、「ダメだよー」と逃がしてはくれません。
子どもの空想の世界をボランティアが付け足しながら、大声で「ダメだよ」「こっちだよ」とか、あまりにも大きくて元気な声なので、「もう少し静かにね」と言ったところで聞くはずがありません…。
子ども二人で楽しそうだったので、5歳の男の子のお母さんに「良かったら15:30までいますからお出かけどうぞ」とオススメすると、お母さんはその間お出掛けされました。

今日は感染予防のガウン着て汗まみれになりながら子どもと遊びましたが、ガラガラドンの活動は、子どものストレスを発散させるだけでなく、付きっきりの親御さんの用足し、気分転換や気持ちのリセットにもなれていることが、大きな応援になっていると思います。そして、感染予防に気をつけながらも長期入院の必要な子どもたちと遊ぶことを普通に許されていることに、ガラガラドン28年の病院の信頼を得られていることを感じました。
猪又努 (ガラガラドン歴四年)